「脇目も振らず」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「脇目も振らず」とは?
これは、他のことには目もくれずに何かするような様子を言い表した言葉です。
これは、「ただひたすらに」や「一心不乱に」のような意味を持ちます。
つまり、他のことには一切構う様子のないことを「脇目も振らず」と言い表しているのです。
なお、ここでの「脇目」は「わきめ」と読みます。
これは、「よそ見」と同じような意味を持つ言葉になっているのです。
つまり「よそ見もしないで」という内容を「脇目も振らず」としています。
これらのことから、「脇目も振らず」他のことには目もくれずに何かするような様子を言い表した言葉であると分かるのです。
「脇目も振らず」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、ある事業が成功したとします。
そして今までのことを振り返るようなコメントを述べることにしたのです。
このような状況で、「脇目も振らず、この仕事に取り組んでまいりました」と言うとよいでしょう。
これによって、他のことには目もくれずに取り組んできた様子を、上手に表現できるのです。
この言葉を使うときは、「脇目も振らず」の表現方法に注意するべきです。
これは「他のことには目もくれず」や「ただひたすらに」などの類似表現で代替できます。
同じような意味でも、言葉の使い方次第で印象の違う表現を作り出せるのです。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「脇目も振らず」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、前段の内容に応じた言葉を組み合わせると、自然な文章を作り出す事ができるのです。
・『脇目も振らず、取り組んで参りました』
・『脇目も振らず、業務に邁進してきました』
・『脇目も振らず、取り組んでいきたいと思います』
「脇目も振らず」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「脇目も振らず」の類似表現
これの類似表現として、「他のことには目もくれず」が挙げられます。
「脇目も振らず」と「他のことには目もくれず」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「脇目も振らず」の敬語表現
この言葉を敬語表現にすると、たとえば「脇目も振りませんで」に言い換える事が可能です。
なお、この場合は丁寧語の「ます」を組み合わせた敬語表現にできるのです。
まとめ
このように、他のことには目もくれずに何かするような様子を言い表す場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使える言葉になっていますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。