「今後お取引させていただけることを大変光栄に存じます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「今後お取引させていただけることを大変光栄に存じます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「今後お取引させていただけることを大変光栄に存じます」について解説をします。

「今後お取引させていただけることを大変光栄に存じます」とは?意味

これから取引ができることをとてもうれしく思います、という意味です。

「お取引」「取引」「お」をつけて、相手に尊敬の意を表す形にしています。

「させていただけ」「させていただく」のことで、相手に許しを求めることによって、ある行為を遠慮しながら行う意を表します。

相手に敬意を示す表現です。

「大変」は程度のはなはだしいさまを表します。

「光栄」は、行いを褒められたり、重要な役目を任されたりして、名誉に思うことです。

「存じます」は思いますという意味です。

「今後お取引させていただけることを大変光栄に存じます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、契約が成立したときに用います。

はじめて契約をした相手に対して述べるものです。

これまでも取引をしていた相手ならば、「今後も」「も」を使った表現をします。

「も」は、ある事柄をあげて、それと同じような事柄が他にもある意を表します。

このような言葉を伝えると、相手に好意を示すことができます。

嫌な相手と取引をすることを光栄には思わないでしょう。

聞き手と取引ができることをうれしく思っているからこそ、このような言葉がでてきます。

「させていただく」は許しを得るときに用いる言葉です。

このような表現を使うと、へりくだった印象を与えます。

上から目線な態度では失礼になりますが、このような表現ならば失礼にはなりません。


「今後お取引させていただけることを大変光栄に存じます」を使った例文

・『ご契約ありがとうございます。今後お取引させていただけることを大変光栄に存じます』

「今後お取引させていただけることを大変光栄に存じます」の返答や返信例

取引ができることを相手はよろこんでいます。

こちらからもよろこんでいる気持ちを伝えれば、お互いよりよい関係が築けることでしょう。

相手が好意を示してくれているのに、こちらがそっけない態度をとっては失礼です。

相手を嫌な気持ちにしてしまいます。

これから長く取引をしていくことになるかもしれないので、好意的な態度をとりたいものです。

メールをもらった場合は、できるだけすぐに返事を出すことが望ましいです。

時間が経ってからよりも、できるだけ時間をおかずに返事を出した方が、好意がより伝わります。

まとめ

この言葉は、取引ができることをよろこんでいる話し手の気持ちを表しています。

相手に好意を伝えられる言葉です。

好意を示すことで、これからよい関係を保っていけることでしょう。