みなさんは、ビジネスシーンにおいて、「チームの支えがあっての結果です」を使ったことはありますか?
今回は、この言葉の意味、使い方や注意点、言い換えについて、詳しく解説していきます。
「チームの支えがあっての結果です」とは?
「チームの支えがあっての」とは、共通の目的をもった人たちの集まりから協力を得たことを表す言葉です。
「あっての」には、「あったから」といったニュアンスがあり、「あったからこそ」と同じ意味として捉えることが出来ます。
「結果です」は、行動や取り組みにおける成果を指しています。
つまり、チーム全体で手助けや応援しあうことで成果物を手に入れた場面で使われるのが、「チームの支えがあっての結果です」になります。
「チームの支えがあっての結果です」の使い方や注意点
「チーム」にも様々な形態があり、スポーツチームやプロジェクトチーム、また、小学校などで学んだ班単位での行動もチーム活動と言えます。
そういったチームのメンバーからの手助けや応援があったからこそ、目の前の結果を得ることが出来たというメッセージを伝えたのが「チームの支えがあっての結果です」になります。
見方を変えれば、「自分ひとりの努力の成果ではない」とも言えるでしょう。
少しカジュアルに表現すれば、「みんなのおかげ」となります。
注意点として挙げるとすれば、「チームの支えがあっての結果です」には敬語表現がないことです。
「です・ます調」の丁寧な言い方ではありますが、かしこまった場面で使うには、敬語表現や言い換えが必要となります。
「チームの支えがあっての結果です」の言い換え
・『チーム全体の努力の成果です』
・『チーム全体で掴んだ成果です』
・『チーム全体の努力の賜物です』
・『チームの支えがなければこの成果はありえない』
・『チームみんなのおかげです』
・『みんなのおかげです』
・『チームに支えられ得た結果です』
・『皆様のご協力を賜り』
・『皆様のご支援を賜り』
「チームの支え」という言葉を、「皆様のご支援」と言い換えると、ビジネス向けの敬語表現としてフォーマルな場面で活用できます。
例えば、「結果」が「成功」である場合には、「皆様のご支援の賜物としてこの度の成功となりましたこと深く御礼申し上げます」と表現して、敬意と感謝を伝えることが出来ます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「チームの支えがあっての結果です」は、チームみんなで一致団結した結果であることを伝えた言葉です。
「自分ひとりではここまでたどり着くことは出来なかった。
本当にありがとう」という熱いメッセージとも受け取れます。
ビジネスシーンにおいても、ひとりで全ての業務をこなしているわけではなく、多くの人たちの協力があって成り立っていることを忘れないでいたいものです。