この記事では「自由に使ってください」について解説をします。
「自由に使ってください」とは?意味
好きなように使ってください、遠慮しないで使ってください、という意味です。
使ってよいと許可を与えています。
「自由」には、自分の思うように振る舞うことができること、またそのさまという意味があります。
何にも縛られることがない、思うままの状態をいいます。
「使っ」は「使う」のことで、ある目的のために物などを用いるという意味です。
「ください」は相手に何かをするように求めたり、お願いをしたりする意を表します。
「自由に使ってください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ある物を使ってよいと許可を与える際に用います。
ホテルでの出来事で説明をします。
このホテルはアメニティグッズを用意しています。
石けん、シャンプー、リンス、歯ブラシ、化粧水、乳液など、さまざまなものをそろえています。
これらは、各部屋に置かれています。
ただ置かれているだけだと、客は使ってよいのか戸惑ってしまいます。
無料で使えるものなのか、使うと料金が発生するのかわからず、使用にためらいを感じます。
このホテルでは、用意しているアメニティグッズは無料で使用できます。
それを客に伝える際に、このような言葉を用います。
使ってよいと許可をもらえると、それを使いたい人は使いやすくなります。
遠慮せずに用いることができるのです。
この言葉は、もう少し丁寧な言い方に変えることができます。
さらに丁寧にすると「ご自由にお使いください」となります。
「ください」は「くださる」の命令形ですが、ここでは「使いなさい」と命令をしているのではありません。
気になるようならば「ご自由にお使いいただけます」とするとよいでしょう。
「自由に使ってください」を使った例文
・『どうぞ自由に使ってください』
「自由に使ってください」の返答や返信例
遠慮せずに使ってよいので、使いたい場合はそうしてください。
使いなさいと命令をしているのではないので、使う必要がなければ使わなくてよいです。
許可を与えてくれているので、それに対してお礼を伝えるとよいでしょう。
自由に使ってよいとはいっても、使う量や使い方などは考えなければなりません。
他の人も使用するようなものなら、他の人も使用できるように自分が使う量を考えます。
また、散らかして迷惑をかけないようにしましょう。
まとめ
この言葉は、何かを使ってよいと許可を与えるものです。
何もいわずにいると、使ってよいのか悪いのか判断できません。
このような言葉をかけてもらえると、遠慮せずに物などを使いやすくなります。