「来期の契約をお見送りさせていただく結論に至りました」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「来期の契約をお見送りさせていただく結論に至りました」とは?
これは、来期の契約を継続しない結論になったと相手に伝える言葉です。
「来期」は、次に到来する「期」を意味します。
ここでの「期」は上期や下期などの半年単位のものや、三か月単位の四半期を意味する場合もあります。
なお、「お見送りさせていただく」は「見送らせてもらう」を意味する謙譲語です。
ここでは、そのような結論に到達したことを「至りました」という言葉で言い表しています。
これらのことから、この言葉が来期の契約を継続しない結論になったと相手に伝えるたものものであると分かるのです。
「来期の契約をお見送りさせていただく結論に至りました」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、ある企業との契約を継続しない方針になったとします。
そのため、相手にその旨を伝達することにしたのです。
このような状況で、「申し訳ありませんが、来期の契約をお見送りさせていただく結論に至りました」と言うとよいでしょう。
これによって、今期で契約を終了することを、上手に伝達できるのです。
この言葉を使うときは、「お見送りさせていただく」の表現方法に注意するべきです。
これは「見送らせていただく」のほうが自然な使い方になります。
「お見送り」は、「送り迎え」の「送り」と混同されやすいのです。
実際の状況に合わせて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「来期の契約をお見送りさせていただく結論に至りました」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、前段に少し言葉を加えると、自然な使い方ができるようになるのです。
・『この度、来期の契約をお見送りさせていただく結論に至りました』
・『協議の結果、来期の契約をお見送りさせていただく結論に至りました』
・『申し訳ありませんが、来期の契約をお見送りさせていただく結論に至りました』
「来期の契約をお見送りさせていただく結論に至りました」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「来期の契約をお見送りさせていただく結論に至りました」の類似表現
これの類似表現として、「来期の契約をお見送りさせていただく結論に到達しました」が挙げられます。
「結論に至りました」と「結論に到達しました」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「来期の契約をお見送りさせていただく結論に至りました」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「来期の契約を見送らせていただく結論に至りました」に言い換える事が可能です。
まとめ
このように、来期の契約を継続しない結論になったと相手に伝える場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使えますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。