「定時で上がってもらって結構です」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「定時で上がってもらって結構です」とは?
これは、定時に上がってよいことを相手に伝える言葉です。
「定時」は、業務時間として定められた時刻を意味します。
これは、多くの場合に終業時刻のことを示して使用されるのです。
なお、「定時で上がる」とは、「定時で仕事を終える」という意味になります。
ここでは「上がってもらって結構です」という表現で、「上がってよい」ということを言い表しているのです。
なお、語尾には「です」を使って、丁寧な言葉遣いにしています。
これらのことから、「定時で上がってもらって結構です」が、定時に上がってよいことを相手に伝える言葉であると分かるのです。
「定時で上がってもらって結構です」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、部下に仕事をお願いしていたとします。
しかし、特に急ぐ事案もなかったので、就業時刻になったら仕事を終えて帰宅してよいことを伝えることにしたのです。
このような状況で、「特に急ぎの事案もないため、定時で上がってもらって結構です」と言うとよいでしょう。
これによって、終業時刻に業務を終えてよいことを、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「結構です」の表現方法に注意するべきです。
これは「構いません」や「問題ありません」などに置き換えて使用できます。
同じ意味でも、それぞれ印象の違う表現として活用できるのです。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「定時で上がってもらって結構です」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、前段に加える言葉を変えると、それぞれ印象が変化するのです。
・『今日は、定時で上がってもらって結構です』
・『今週いっぱいは、定時で上がってもらって結構です』
・『特に仕事もないので、定時で上がってもらって結構です』
「定時で上がってもらって結構です」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「定時で上がってもらって結構です」の類似表現
これの類似表現として、「定刻で上がってもらって結構です」が挙げられます。
「定時」と「定刻」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「定時で上がってもらって結構です」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「定時で上がってもらって結構でございます」に言い換える事が可能です。
まとめ
このように、定時に上がってよいことを相手に伝える場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使えますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。