この記事では「〇月〇日までにお見積書をご送付いただけると幸いです」について解説をします。
「〇月〇日までにお見積書をご送付いただけると幸いです」とは?意味
ある日までに見積書を送ってもらえるとありがたい、という意味です。
「まで」は、事柄や動作の及ぶ時間的な範囲を表します。
「お見積り」は「見積」に「お」をつけて、丁寧な表現にしたものです。
名詞に「お」をつけると丁寧な表現になります。
「ご送付」は「送付」を敬意を表す形にしたものです。
他人の行為を表す語に「ご」をつけると、その行為をする人に敬意を表す形になります。
「いただけ」は「もらう」の謙譲語です。
「幸いです」は、そうあって欲しいさまを表します。
「〇月〇日までにお見積書をご送付いただけると幸いです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、見積書を送るように促す際に用います。
見積書が欲しければ、それをお願いしなければなりません。
「見積書を出すのはあたり前だ」と自分では思っていても、相手も同じように思っているとは限りません。
何かをして欲しければ、お願いをする必要があります。
「お見積書をご送付〜」とだけお願いをすると、いつ送られてくるかわかりません。
期限を定めないと、「いつでもいいや」という気持ちになってしまいやすいのです。
そのため、期限を定めておきます。
そこで「〇月〇までに」という言葉を用いています。
「〇月の終わりころまでに」などあいまいな表現ではなく、「〇月〇日」と具体的に示すようにしましょう。
具体的に示せば、話し手と聞き手との間での考えの食い違いを防ぐことができます。
「〇月〇日までにお見積書をご送付いただけると幸いです」を使った例文
・『お忙しいところ恐れ入りますが、〇月〇日までにお見積書をご送付いただけると幸いです』
「〇月〇日までにお見積書をご送付いただけると幸いです」の返答や返信例
見積書を送るように求められているので、その行為を行いましょう。
期限が定められているので、その日までに送るようにします。
見積を出すことに時間がかかってしまい、期限を過ぎるようであるなら、遅くなると断っておきます。
断りもなく期限を過ぎてはいけません。
断りもなく遅くなってしまうと、相手に迷惑をかけ、また失礼にもなります。
すでに遅くなっており催促されているなら、謝罪をするのが望ましいです。
まとめ
この言葉は、見積書を送るようにと求めるものです。
何かをして欲しいのならば、きちんとお願いの言葉を伝えましょう。
何も言わずに待っていても、求めている行為は行ってもらえません。
また、見積書を送ってもらうときには、その期限をはっきりとさせておきましょう。