この記事では「直帰してもよろしいでしょうか」について解説をします。
「直帰してもよろしいでしょうか」とは?意味
出先での勤務が終わってから会社に戻らないで直接家に帰ってもよいかと尋ねる言葉です。
「直帰」には、出先での仕事が終わってから職場に戻らず、直接自宅に帰ることという意味があります。
名詞なので、動作や行為を行うという意味の「する」の形を変えた「し」を続けています。
「よろしい」は、許容できる範囲である、差し支えない、許可できるという意味です。
「でしょうか」は「だろうか」の丁寧な表現で、はっきりしない事柄を問う意があります。
「直帰してもよろしいでしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、出先から使うものです。
Aさんは社外で打ち合わせを行っていました。
今は打ち合わせが終わったところです。
思っていた以上に時間がかかってしまい、会社に戻るころには終業時間を過ぎてしまいます。
このまま自宅に帰ろうと思い、Aさんは上司に連絡をすることにしました。
そのときにこの言葉を使用します。
会社に一度戻らずに帰宅をするときには、上司の許可を得る必要があります。
何も言わずに帰ってしまうと、「Aは戻ってこないな」と心配をしてしまったり、戻ってくるのをいつまでも会社で待っていたりしてしまいます。
しかし、この言葉だけでは不十分です。
直帰すること自体は問題ないのですが、出先でのことを報告しなければなりません。
打ち合わせの内容を伝えたり、議事録を作ったりする必要があるはずです。
そのことに触れずに帰ることへの許可を求めるだけでは不十分なのです。
「議事録は明日作成します」など、仕事に関して一言でいいので触れようにします。
「直帰してもよろしいでしょうか」を使った例文
・『報告書は明日作成いたしますので、直帰してもよろしいでしょうか』
「直帰してもよろしいでしょうか」の返答や返信例
帰ってもよいのか、一度会社に戻ってきて欲しいのかを伝えます。
会社に戻って報告書を作るなどやるべき事柄があるかもしれません。
しかし、それは今日でなくてもよいものならば、会社に戻らずに帰ってもらってもよいのではないでしょうか。
どうしても今日でなければならない事柄があるならば、会社に戻ってもらいます。
相手は早く帰りたいと思っているかもしれません。
その点に配慮をして、なぜ戻ってくる必要があるのか伝えましょう。
理由がわかれば納得して戻ってきてくれるはずです。
まとめ
この言葉は、会社に戻らずに直接家に帰ってもよいかと尋ねるものです。
何も言わずに帰ってしまうのは望ましくありません。
会社に戻らないのならば、一言断っておきましょう。