「貴社とのお取引開始を大変喜ばしく思っております」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「貴社とのお取引開始を大変喜ばしく思っております」とは?
これは、相手の会社と取引開始できたことを嬉しく思う場面で使用される言葉です。
「貴社」は敬称です。
これは、相手の会社を表す際に使用されます。
また、「お取引開始」は「取引を始めること」を意味します。
そして「取引」は「何らかの価値交換」を意味しているのです。
なお、「大変喜ばしく思っております」は「嬉しい」と同等の意味を持ちます。
ここでは語尾を「おります」にして、謙譲語と丁寧語を使っているのです。
「貴社とのお取引開始を大変喜ばしく思っております」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、ある企業と初めて取引することになったとします。
その企業とは、以前から関係を持ちたいと考えていたのでした。
このような状況で、「当社としても、貴社とのお取引開始を大変喜ばしく思っております」と言うとよいでしょう。
これによって、取引を始めることを嬉しく思っていると、相手に伝達できるのです。
この言葉を使うときは、「思っております」の表現方法に注意するべきです。
これは「思っています」とすれば謙譲語を使わない表現になります。
同じような意味でも、敬語の程度が違うものになるのです。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「貴社とのお取引開始を大変喜ばしく思っております」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、前段に少し言葉を加えると、自然な使い方ができるのです。
・『当社も、貴社とのお取引開始を大変喜ばしく思っております』
・『我々は、貴社とのお取引開始を大変喜ばしく思っております』
・『個人的にも、貴社とのお取引開始を大変喜ばしく思っております』
「貴社とのお取引開始を大変喜ばしく思っております」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「貴社とのお取引開始を大変喜ばしく思っております」の類似表現
これの類似表現として、「貴社とのお取引開始を大変嬉しく思っております」が挙げられます。
「喜ばしく」と「嬉しく」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「貴社とのお取引開始を大変喜ばしく思っております」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「貴社とのお取引開始を大変喜ばしく思っています」に言い換える事が可能です。
まとめ
このように、相手の会社と取引開始できたことを嬉しく思う場面で、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使えますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。