「続けております」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「続けております」とは?
これは、続けているということを敬語に言い換えて表現した言葉です。
これは「続ける」という動詞が変化したものです。
「続ける」は「継続する」や「途中で止めない」ことを意味しています。
これを「続けている」にすれば現在進行形になります。
つまり、今も行為を継続している様子を表現する形にできるのです。
なお、「いる」を「おる」にすれば謙譲語になります。
ここでは語尾に「ます」を付けて、丁寧な言葉遣いにしているのです。
これらのことから、「続けております」が、続けているということを敬語に言い換えて表現した言葉であると分かるのです。
「続けております」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
この言葉をビジネスで用いる際には、どのような活用方法になるでしょう。
たとえば、あるビジネスを手掛けていたとします。
そしてそのビジネスが最近始めたものではないことを、顧客に紹介しようと考えたのでした。
このような状況で、「我々は、だいぶ前からビジネスを続けております」と言うとよいでしょう。
これによって、今もなおビジネスを継続している様子を、上手に表現できるのです。
この言葉を使うときは、「続けております」の表現方法に注意するべきです。
これは「続けています」とすれば謙譲語を使わない表現にできます。
同じような意味でも、選択する敬語によっては印象の違う表現になります。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶ事ができるのです。
「続けております」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、続けている対象を明確にすることで、自然で分かりやすい印象の表現にできるのです。
・『このように、昔から改善を続けております』
・『当社では、今もなお事業を続けております』
・『私達は、長いこと商売を続けております』
「続けております」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「続けております」の類似表現
これの類似表現として、「継続しております」が挙げられます。
「続ける」と「継続する」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「続けております」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「続けています」に言い換える事が可能です。
なお、この場合は謙譲語の意味が無くなりますので、注意するとよいでしょう。
まとめ
このように、続けているということを敬語に言い換えて表現する場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使えますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。
