「遠方からお越しいただきありがとうございます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「遠方からお越しいただきありがとうございます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「遠方からお越しいただきありがとうございます」について解説をします。

「遠方からお越しいただきありがとうございます」とは?意味

遠いところから来てくれて感謝しています、という意味です。

「遠方」は遠いところという意味です。

どれくらいの距離をいうのか定義はありません。

「お越し」「行くこと」「来ること」の尊敬語で、この場合は「来ること」の意味で用いています。

「いただき」「もらう」の謙譲語です。

話し手や動作の受け手にとって利益となるような事柄を他人から受ける意を表します。

「ありがとう」は感謝の気持ちを表す際に用いる言葉です。

「ございます」「ある」の意の丁寧語です。

「遠方からお越しいただきありがとうございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、遠い所からやって来てくれた人にお礼を伝える際に用います。

たとえば、会社の記念パーティーを開くことになったとします。

このパーティーには、仕事でお世話になっている方々を招いています。

その中には、会場とは遠い場所に住んでいる人もいます。

電車や車などに長時間のって遠いところから来てくれています。

わざわざ時間や労力をかけてきてくれているのです。

それに対してこのような言葉でお礼を伝えます。

パーティーの場合だと、受付けでこの言葉を伝えることもあれば、会場であいさつをする際に伝えることもあります。

遠いところから来た人だけにお礼を伝えればよい、というのではありません。

近くから来る人も、ある場所を訪れるためにわざわざ時間を作ってくれているので、お礼を伝えます。

近くからやって来る人へは、「遠方から」という部分はなくした表現にします。


「遠方からお越しいただきありがとうございます」を使った例文

・『今日は遠方からお越しいただきありがとうございます』

「遠方からお越しいただきありがとうございます」の返答や返信例

おめでたい集まりに参加をする場合は、お祝いの言葉を伝えます。

遠いところからやって来るのが大変であってもそれを表すことはせず、祝福をする気持ちを伝えましょう。

会合などおめでたい事柄以外である場所を訪れたときには、あいさつをします。

集まりにやって来たときには、その場所には他の人たちもいるはずです。

その人たちにもあいさつをしましょう。

この後には、その場所にやって来た目的を果たします。

まとめ

この言葉は、遠いところからやって来てくれた人に伝えるものです。

長時間の長距離の移動をして、わざわざやって来てくれています。

手間をかけさせているので、こういった言葉でお礼を伝えましょう。

遠くないところからやって来てくれた人に対しても、訪れてくれたことにお礼を伝えます。