「微笑ましく見させていただきました」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「微笑ましく見させていただきました」とは?
これは、微笑みたい気持ちで見せてもらったことを言い表した言葉です。
「微笑ましく」は「ほほえましく」と読みます。
これは「微笑」を感じるような様子を表現しているのです。
また、「見させていただく」は「見させてもらう」を謙譲語にしたものになっています。
ここでは語尾を変えて、「いただきました」にしています。
これは、丁寧語を組み合わせてから過去形に言い換えた形なのです。
これらのことから、「微笑ましく見させていただきました」が、微笑みたい気持ちで見せてもらったことを言い表した言葉であると分かるのです。
「微笑ましく見させていただきました」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、新人研修で講師を担当していたとします。
すると、若者達が頑張る様子を、好ましく感じたのでした。
このような状況で、「若者達がひたむきに頑張る姿を、微笑ましく見させていただきました」と言うとよいでしょう。
これによって、微笑を感じるような気持ちで見させてもらったことを、上手に表現できるのです。
この言葉を使うときは、「見させていただきました」の表現方法に注意するべきです。
これは「見せていただきました」が正しい表現になります。
これは「さ入れ言葉」と言われるもので、誤用になっているのです。
正しい形に言い換えて、使用するとよいでしょう。
「微笑ましく見させていただきました」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、前段に言葉を付け加えると、自然な印象の表現にできるのです。
・『彼らの様子を、微笑ましく見させていただきました』
・『ひたむきな姿を、微笑ましく見させていただきました』
・『一途に頑張る姿勢を、微笑ましく見させていただきました』
「微笑ましく見させていただきました」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「微笑ましく見させていただきました」の類似表現
これの類似表現として、「微笑ましく見させてもらいました」が挙げられます。
「いただきました」と「もらいました」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「微笑ましく見させていただきました」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「微笑ましく拝見しました」に言い換える事が可能です。
まとめ
このように、微笑みたい気持ちで見せてもらったことを言い表す場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでは、正しく言い換えて使用するとよいでしょう。