この記事では「お待ちいただきたくことは可能でしょうか」について解説をします。
「お待ちいただきたくことは可能でしょうか」とは?意味
待ってもらうことはできるかと尋ねる言葉です。
「お待ち」は「待つ」を敬意を表す形にしたものです。
「待つ」を連用形にすると「待ち」になります。
動詞の連用形に「お」をつけて、その下に「いただく」を続けた形で、相手にあることをしてもらうのをへりくだって言います。
「たく」は話し手の希望を表す語です。
「可能」は、それができる見込みがあることをいいます。
「でしょうか」は「だろうか」の丁寧な表現で、問いかける際に用いる言葉です。
「お待ちいただきたくことは可能でしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、内定への返事を待ってもらいたいときに用います。
内定への返事はすぐにする必要はなく、保留をすることができます。
内定の通知をもらってから返事までの期限が定められているはずです。
その期限内であれば、いつ返事をしてもよいです。
しかし、期限を延ばしてもらいたいときには、相手に確認をしなければなりません。
内定の連絡を受けて返事をしないのは失礼です。
悩んでいてすぐに決められないときには、保留にしてもらうことを考えてみるとよいでしょう。
その際には相手側に必ず連絡をします。
「いただきたくことは」は日本語としておかしいです。
「お待ちいただくことは可能でしょうか」とした方が意味がわかりやすくなります。
内定を出した人が辞退をした場合、相手側は他の人材をすぐに探さなければなりません。
そのため、すぐにでも返事をもらいたいと思っています。
返事の期限を延ばしすぎると迷惑となるので、返事を待ってもらう場合は「いつまで」とはっきりと示しましょう。
「お待ちいただきたくことは可能でしょうか」を使った例文
・『返事については、お待ちいただきたくことは可能でしょうか』
「お待ちいただきたくことは可能でしょうか」の返答や返信例
返事を出す期限を延ばせるのか、延ばせないのかを伝えます。
延期できる場合は「○月○日まで」とその期限をはっきりと示しましょう。
はっきりさせないと、いつまでも待たされてしまう可能性があります。
返事の期限を延ばせない場合は、そのことを伝えます。
相手の希望に添うことができないので、「申し訳ありませんが」など一言添えて、すまないという気持ちも伝えます。
このようにすると相手を不快にさせにくいです。
まとめ
この言葉は、内定への返事を待ってもらいたいときに用います。
迷っているからと連絡をしないと失礼です。
返事の期限を延ばしてもらいたいときは、必ず確認をしましょう。