「探しているのですが」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「探しているのですが」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「探しているのですが」について解説をします。

「探しているのですが」とは?意味

見つけたいのだけれど、という意味です。

「探し」「探す」を連用形にしています。

「探す」は、あるものを見つけるために、いろいろなところを見たり、人に尋ねたりすることです。

「ている」は、現在の状態を表します。

つまり、探すという行為を今しているのです。

「です」「だ」「である」の丁寧な表現です。

「探しているのですが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、話し手が何かを探していて、そのものについて尋ねるときに用います。

客と店員のやり取りで説明をします。

客はある商品を探しています。

店内をいろいろと見たのですが、見当たりません。

自分の探し方が悪くて見当たらないのかもしれないと思い、欲しい商品がこの店にあるかを尋ねてみました。

その尋ねる言葉として用います。

「ですが」で言葉を切ってもあるていど意味はわかりますが、中途半端な印象を与えます。

そのため、この後には「ありますか」という意味の言葉を続けます。

商品以外のものを探しているときにも使用できます。

職場での出来事で説明をします。

Aさんはある資料を探しています。

机の上に置いたと思っていたのですが、見当たりません。

別のところに置いてしまったのかもしれないし、誰かが持って行ってしまった可能性もあります。

そこで、同じ部署の人に資料のことを尋ねてみました。

その際にAさんがこの言葉を使用します。

探すことを手伝ってもらったときにはお礼を伝えます。

そして、見つかったときには報告をしましょう。

そのままにしていると、「見つかっただろうか」と相手を心配させてしまいます。


「探しているのですが」を使った例文

・『○○を探しているのですがありますか』

「探しているのですが」の返答や返信

商品があるかを客から尋ねられたときは、その商品があるのか、ないのかを答えます。

商品があるときには、それを客のもとに持ってきたり、置いてある場所まで案内をしたりします。

「あります」と伝えるだけでなく、客を案内するなど適切な対応をとりましょう。

資料が見つからない、メガネが見つからないなどの場合は、一緒に探してあげるとよいかもしれません。

仕事が忙しくて一緒に探せないときは、「申し訳ないけれど」など一言添えて、探しているものがどこにあるのかわからないことと、一緒に探せないことを伝えます。

まとめ

この言葉は、話し手が何かを探しているときに使用をします。

「ですが」で言葉を切っても意味は通じるでしょうが、後に言葉を続けて使いましょう。

尋ねられた人は、一緒に探す、商品を渡すなど適切な行動をとってください。