この記事では「弊社の担当が参ります」について解説をします。
「弊社の担当が参ります」とは?意味
私の会社の担当者が行きます、またはやってきます、という意味です。
「弊社」は、話し手側の会社をへりくだっていう語です。
「担当」は特定の事柄を引き受けることという意味になります。
公的に分担された役割を引き受けることを指して用いることが多いです。
「参り」は「まいり」と読み、行く、来るの丁寧語です。
へりくだる気持ちが込められています。
「ます」は敬意を表す語です。
「弊社の担当が参ります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側の担当者がある場所に行く場合や、ある場所にやって来る場合に使用をします。
「参る」は、行く、来るの丁寧語なので、行くという意味でも来るという意味でも用いることができます。
へりくだった言葉を使用しており、失礼にはなりません。
たとえば、会社に客がやってきたとします。
ある事柄について尋ねたいことがありやってきました。
まず、Aさんが客の対応をしました。
誰も相手をしないのは失礼なので、Aさんが対応をし、客には座って待っていてもらうことにしました。
客が尋ねたい事柄を担当するBさんがいるので、Bさんが客の相手をすることになります。
今、Bさんは別の場所にいます。
客の対応をするために、その場所から客のいる場所まで移動してきます。
このことをAさんから客に伝えるときに、このような言葉を用います。
担当者がやって来るまでしばらく待っていてもらう必要があるので、「待つように」とも伝えておくとよいでしょう。
待っていてもらう間、相手を不快にさせないように配慮が必要です。
担当者がやって来るまで別の人が相手の対応をするなど、気遣いを示すことが望ましいです。
当たり障りのない会話をしたり、お茶を出したりして対応をします。
「弊社の担当が参ります」を使った例文
・『弊社の担当が参ります。しばらくお待ちください』
「弊社の担当が参ります」の返答や返信例
担当の人がやって来る場合は、それまで待っていましょう。
すぐに来るはずです。
やってきたらその人と会話をすることになります。
担当の人が行くと伝えている場合は、いつごろ来るのか確かめておきましょう。
担当の人に来てもらうのではなく、こちらから行くという場合もあります。
その場合は「こちらから伺います」など返答をするとよいでしょう。
そして、相手の場所に行く時間などを決めます。
まとめ
この言葉は、話し手の会社に属する担当者が、ある場所に行ったり来たりすることを意味しています。
別の部屋にいる担当者がこの部屋にやって来る、などの場合に用いることができます。