この記事では「お時間をいただきまして誠に感謝しております」について解説をします。
「お時間をいただきまして誠に感謝しております」とは？意味
時間を作ってくれたことをありがたく思っているさまを表す言葉です。
「お時間」は、相手を敬ってその空いている時間をいう語です。
「名詞」に「お」をつけることで、その所有者などを敬う表現になります。
「いただき」は「もらう」の謙譲語です。
「まし」は敬意を表す「ます」です。
「誠に」は程度を強調するときに用いる語で、本当にという意味になります。
「誠に美しい」のような使い方をします。
「感謝」は、ありがたく思っているさまを表します。
「ております」は「ている」を丁寧な表現にしたものです。
「お時間をいただきまして誠に感謝しております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、時間を作ってくれたことへお礼を伝える際に用います。
1日に使える時間は24時間と決まっています。
これは誰もが同じことです。
その24時間の中で、やるべきことをこなしていかなければなりません。
仕事が多く忙しくしている人は、時間を作ることが難しいでしょう。
そういった中、時間を作ってくれたのはありがたいといえます。
それに対して、このような言葉でお礼を伝えます。
たとえば、打ち合わせをするために、相手に時間を作ってもらったとします。
そういった場面で、打ち合わせ前あるいは打ち合わせが終わったときに、このような言葉で今日のことへ感謝を伝えます。
また、「この時間で大丈夫です」と空いている時間を教えてくれたときにも、このような言葉を使うことができます。
「誠に」は程度を強調する際に用いる語です。
頻繁に使用しているとうそっぽくなるので、頻繁な使用は控えた方がよいでしょう。
「お時間をいただきまして誠に感謝しております」を使った例文
・『本日はお時間をいただきまして誠に感謝しております』
「お時間をいただきまして誠に感謝しております」の返答や返信例
何かをするために時間を確保したはずです。
その何かについて、この後に相手から説明される場合があります。
そのときには、相手の話を最後まで聞きましょう。
相手と世間話をする場合もあります。
いきなり本題に入るのではなく、少し世間話をするのです。
しかし、貴重な時間を無駄にしないように、世間話だけで長い時間を使うようなことはしません。
まとめ
この言葉は、時間を作ってくれたことへのお礼です。
貴重な時間をくれたので、それに対してお礼を伝えています。
やるべきことが多い人は、わずかな時間を作ることも難しいです。
そういった中でも時間を確保してくれているので、ありがたいといえるでしょう。
