この記事では「行っておりません」について解説をします。
「行っておりません」とは?意味
「おこなっておりません」と読んだ場合で説明をします。
この言葉は、ある物事をしていないという意味です。
「行っ」は「行う」のことで、物事をするという意味です。
同じような意味の言葉に「する」「やる」があります。
日常的には「する」が使われることが多いです。
「やる」は会話で使われることが多くある言葉です。
「行う」は、改まった場で使われることが少なくありません。
「ておりません」は「ております」を「ません」で打ち消しの表現にしたものです。
「ております」は「ている」の丁寧な表現で、現在の状態を表します。
「ません」は丁寧な打消しの表現です。
「行っておりません」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ある物事をしていないことを伝える際に用います。
何をしていないのかは、この言葉の前に伝えられています。
ドッグカフェのことで説明をします。
あるドッグカフェでは、以前は店内にも犬を入れてよいことになっていました。
しかし、犬を連れていないお客さまから苦情があったり、衛生面で不安な点があったので、現在は犬を連れたお客さまはテラスのみの利用となっています。
あるお客さまから、「犬を店内に入れることはできるか」と質問を受けました。
これに対して「今はやっていない」と丁寧に答えたいです。
このような場面で使用します。
ある事柄を行っていないことで他人に不利益を与える場合には、謝罪をすることが望ましいです。
「やっていません」「していません」などよりも、「行っておりません」とした方が丁寧な印象になります。
「行う」は改まった場で使われることが多く、「ておりません」は「ている」の丁寧な言い方だからです。
「行っておりません」を使った例文
・『現在は行っておりません』
・『実店舗での販売は行っておりません』
「行っておりません」の返答や返信例
ある事柄は行っていないようです。
無理にお願いをしても、行ってもらうのは難しいでしょう。
この場合は、何かを行ってもらうのはあきらめることになります。
たとえば、付録だけの販売を行って欲しい場合、行っていないと返事をもらったならば、付録だけの販売はしてもらえません。
どんなに頼んでも難しいです。
どうしても何かをしてもらいたい場合は、代わりになるものを探してみるとよいでしょう。
まとめ
この言葉は、話し手側がある事柄をしていないことを伝える際に用います。
何かを行っていないことで相手に不都合を与える場合には、丁寧な対応を心がけ、相手に不快感を与えないように注意が必要です。