「しみじみ」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「しみじみ」とは?
「しみじみ」は、深く心に染み入るように感じることを言い表した言葉です。
「しみじみ」の「しみ」とは、「染みる」の「染み」がもとになっていると言えます。
つまり、なにかがじんわりと染みてくるような様子を「しみじみ」という言葉で言い表しているのです。
これは、たとえば「しみじみと思うようになった」のように使用します。
このようにすると、深く感じ入るような様子を、「思う」という言葉に付加できるのです。
これらのことから、「しみじみ」が、深く心に染み入るように感じることを言い表した言葉であると言えるのです。
「しみじみ」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「しみじみ」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、仕事で上手くいかなくなったとします。
そして、自分の能力の無さを、深く感じていたのでした。
このような場合には、「自分の無力さを、しみじみと感じております」と述べるとよいでしょう。
これにより、心に深く感じ入るような状況を、上手に表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「しみじみ」の使い方に注意しましょう。
これは、静かで落ち着いた様子を表すような場面でも使用できます。
これは、風景や雰囲気などに対して使用できるのです。
同じ言葉でも、使い方によって少しニュアンスが変化します。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「しみじみ」を使った例文
「しみじみ」を使った例文を挙げます。
例文のように、前後に言葉を付け加えると、自然な印象の表現にできます。
・『自分の無力さをまだしみじみと感じております』
・『先日訪れた場所はしみじみとした風景でした』
・『あの日の事を今もしみじみと思い出します』
「しみじみ」の類語と敬語での言いかえ
「しみじみ」の類語と敬語を解説していきます。
「しみじみ」の類似表現
「しみじみ」の類似表現には、「じんわり」があります。
「しみじみ」と「じんわり」は、同じような意味合いで使用できる言葉だと言えるのです。
「しみじみ」の敬語表現
「しみじみ」を、単独で敬語にはできません。
これを敬語にする場合には、他の言葉で表現するべきなのです。
たとえば、「しみじみと感じております」にすれば、謙譲語を用いた敬語表現の形にできるのです。
まとめ
このように「しみじみ」は、深く心に染み入るように感じることを言い表した言葉だと言えます。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。