この記事では、「ご指導くださいますようお願いいたします」の意味を分かりやすく説明していきます。
「ご指導くださいますようお願いいたします」とは?意味
「ご指導くださいますようお願いいたします」は、「相手に対して教えて欲しい、忠言して欲しいとお願いする時の丁寧な表現」という意味です。
相手の方が目上であったり、知識や経験が豊富な時に、何かあった時に教えて欲しい、アドバイスして欲しいと謙虚にお願いする表現で、挨拶としても使われます。
「ご指導くださいますようお願いいたします」の成り立ちや使われるシーン
「ご指導くださいますようお願いいたします」の成り立ちや使われるシーンは以下の通りです。
「ご指導くださいますようお願いいたします」の成り立ち
「ご指導くださいますようお願いいたします」は「ご指導+ください+ます+よう+お願い+いたします」で成り立っています。
「ご」は相手の動作や状態を敬う接頭辞、「指導」は「ある目的・方向に向かって教え導くこと」という意味、「ください」は「くれ」の丁寧語、「ます」も丁寧語、「よう」は希望の意味、「お」は自分の動作をへりくだる謙譲語、「願い」は動詞「願う」の連用形で「助力や配慮を求める」という意味、「いたします」は動詞「する」の丁寧語です。
尊敬語と謙譲語、丁寧語が含まれていますので、目上の人に使えます。
「ご指導くださいますようお願いいたします」が使われるシーン
「ご指導くださいますようお願いいたします」が使われるのは以下の様なシーンです。
1つ目は、目上の人に着任の挨拶をする時で、後から来たのが自分でも相手でも使われます。
2つ目は、目上の人の実際に教えを乞う時に使われます。
3つ目は、専門知識を持つ人に教えてもらう様にお願いする時に、メールなど文章で使われる表現です。
「ご指導くださいますようお願いいたします」の言葉の使い方や使われ方
「ご指導くださいますようお願いいたします」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
『まだ不慣れな点がございますので、なにとぞよろしくご指導くださいますようお願いいたします』
自分が転職や異動などにより、配属先の上司やスタッフに挨拶する時に使われます。
『ビジネスマナー研修の講師として、ご指導くださいますようお願いいたします』
社外の人に社内研修やセミナーなどの講師をお願いする時に使われます。
「ご指導くださいますようお願いいたします」の類語や言いかえ
「ご指導くださいますようお願いいたします」の類語や言いかえは以下の通りです。
「ご教示賜りますようお願い申し上げます」
「教示」は「具体的な方法を教えること」という意味、「賜る」は「上からうやうやしく物をもらう」という意味で、人の教えを乞う時の非常に丁寧な表現です。
まとめ
今回は「ご指導くださいますようお願いいたします」について紹介しました。
「ご指導くださいますようお願いいたします」は「目上の人に教えて欲しいとお願いする時や、挨拶する時の丁寧な表現」と覚えておきましょう。