この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「該当します」について、その意味や使い方等を分かりやすく説明します。
「該当します」とは?意味
「該当します」は「該当する」の丁寧な表現です。
ここで、「該当」の読みは「がいとう」で、「ある条件や資格などに、当てはまること」を意味する言葉です。
従って、「該当します」とは「ある条件や資格などに、当てはまる」との意味の丁寧な表現となります。
「該当します」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
ビジネスシーンでは、取引先からある条件が示され、それに適合する製品がないかと問い合わせがあった際に、「それなら、〇〇の型番の製品が、それに該当します」と適合する製品や部品を指して使われることがあります。
また、プロジェクトを編成する際に、条件に合致する人材を指して「そうしたスキルを有する人材としては、以下の5名が該当します」と使われることもあります。
さらに、政府や地方自治体が企業や個人に対して助金等を出す場合には、一般的には様々な条件が付けられていることが多く、政府や自治体に自企業や自分がその条件を満たしているかの判断が難しい時が少なくありません。
そんな際に政府や地方自治体の窓口に問い合わせると、「御社の場合は、受給条件を満たしているので、該当します」等と返答に使われることもあります。
すなわち、品物や人材や資格要件を満たしている場合に、この「該当します」のフレーズが使われるのです。
すなわち「条件を満たしている」と同義として使われているのです。
また、「該当」に似た熟語に「当該」がありますが、こちらは「話題になっている条件に合致する事柄や、直接関係があるものごと」を指す言葉です。
言い換えれば、「当該」は「該当するものや事柄」を指すと言えます。
「該当します」を使った例文
・『以下の条件を満たす部品を探しているのですが、御社の型番〇〇は、該当しますでしょうか』
・『プロジェクト編成に当たって、求められている人材条件には、下記の7名が該当します』
・『お聞きした内容なら、御社は補助金受給資格に該当します。
正式に書類を提出ください』
「該当します」の類語や言い換え
「該当します」の類語としては、「適合します」や「適応します」や「条件に合致する」や「条件を満たす」等が挙げられます。
また、「該当します」は丁寧語ですが、さらに敬意を高めたい場合は、「該当いたします」と「する」の謙譲語の「いたす」に言い換えると良いでしょう。
まとめ
「該当します」とは「ある条件や資格などに、当てはまる」との意味の丁寧な表現です。
ビジネスシーンでは、品物や人材や資格要件を満たしている場合に、この「該当します」のフレーズが使われます。