この記事では「弊社の取り組み」について解説をします。
「弊社の取り組み」とは?意味
話し手が属する会社が行っている事柄、という意味です。
「弊社」は自分が属する会社をへりくだっていう語です。
自分が勤める会社を謙遜していう語で、他人に対して用います。
「弊」は、自分のことを表す語について謙遜を示す語です。
「取り組み」は、物事にあたること、ある事柄を行うことという意味です。
「弊社の取り組み」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手が属する会社で行っていることを、他人に伝えるときに用います。
自分が属する会社の人に伝えるのではなく、自分の会社以外の人に伝えるときに用います。
「弊社」は自分が属する会社をへりくだっていう語なので、他社の人に伝えるときに用いるのです。
自分が属する会社の人に伝えるなら、「我社」「当社」という言い方をします。
たとえば、このような場面でこの言葉を使用します。
ある企業では原料の残留農薬検査を行っています。
これは、安心して食べてもらえる食品を作るために行っている事柄です。
これは「安心への取り組み」ということができます。
これを「こういった取り組みをしています」と伝える際に、「弊社の取り組みは~」のように使用をします。
会話や文章として、この後に言葉を続けて使うだけでなく、この言葉だけで使うこともできます。
たとえば、ホームページで自社が行っている活動を伝えるときに、「弊社の取り組み」という項目を設けるのです。
この言葉の下に、具体的に何をしているのかを書きます。
また、この言葉をページの入り口とし、ここをクリックすると別のページが開くようにすることもあります。
「弊社の取り組み」を使った例文
・『弊社の取り組みをご紹介いたします』
・『弊社の取り組みが社会に貢献できるものとなれば幸いです』
「弊社の取り組み」の返答や返信例
どのような場面で使われているかによって、返答の内容が変わります。
ホームページで使われている場合は、返答をする必要はありません。
興味があるようなら、書かれていることを読んでみてください。
こういった事柄を行っているのだと、その内容を読んで理解しておくとよいでしょう。
他社の人に対して伝えているときは、まず相手の話を聞きます。
そして、取り組みに対しての感想を伝えたり、疑問点があれば質問をしたりします。
参考になる点があれば、自分の会社でも取り入れてみるとよいでしょう。
まとめ
この言葉は、自分が属する会社が行っている事柄を伝える際に用います。
自社の人以外に伝える際に用いるものです。
この言葉だけで使うこともあれば、後に言葉を続けることもあります。