「交流の機会を設けていただき」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「交流の機会を設けていただき」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「交流の機会を設けていただき」について解説をします。

「交流の機会を設けていただき」とは?意味

互いの間でやりとりする場を作ってもらって、といった意味です。

「交流」には、お互いに行き来すること、お互いの間で物事のやり取りを行うこと、という意味があります。

「機会」は、それをするのにちょうどよいとき、チャンスという意味です。

「出演の機会」のような使い方をします。

「設け」「設ける」のことで、あらかじめ用意や準備をすることをいいます。

「いただき」「いただく」のことで、「もらう」の謙譲語です。

話し手側が恩恵を受ける意を表します。

「交流の機会を設けていただき」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、交流をする機会を誰かが作ってくれたときに、その誰かに伝えるものです。

たとえば、A企業とB企業はこれまであまりかかわりがなかったとします。

あるとき、A企業側から会食をしましょう、と提案がありました。

一緒に食事をすることで、お互いにやり取りをすることができます。

これが「交流」が意味するものです。

そういった場を作ってくれたことに対して、B企業はうれしく思っています。

そのようなときに、B企業側からA企業側にこのような言葉を使ってお礼が伝えられます。

この後には、お礼の言葉が続きます。

「いただき」の部分は「くださり」とすることもできます。

「いただき」とすると、話し手や動作の受け手が他人から恩恵を受ける意を表します。

「私がしてもらう」といった意味です。

一方「くださり」とすると、動作をする人が恩恵を与える意を、恩恵を受ける立場からへりくだっていう意になります。

「あなたがしてくれた」といった意味です。

どちらも失礼にはなりません。


「交流の機会を設けていただき」を使った例文

・『交流の機会を設けていただき、ありがとうございます』

「交流の機会を設けていただき」の返答や返信例

これからその物事をしましょうという場合は、そのときの打ち合わせをすることになるでしょう。

当日のことを話し合ってください。

今交流を行っている場合は、自分が機会を作った立場ならば、相手の感謝の気持ちを受け取っておきます。

この後には、何らかの行動がとられるはずなので、その物事を行いましょう。

相手とよい関係を保つために交流をしているはずなので、好意を示すことが大切です。

笑顔で接すると好意を示すことができます。

まとめ

この言葉は、交流をする機会を作ってくれた人に対して述べるものです。

ある人または団体と交流する機会を持つことで、お互いが親密になることが期待できます。

よい間柄となることでしょう。