この記事では「確認致しましたところ」について解説をします。
「確認致しましたところ」とは?意味
確かめたところ、という意味です。
「確認」には、あいまいなものをはっきりさせて認めること、という意味があります。
調べたり尋ねたりして、あいまいなものをはっきりとさせ、そうであると認めることをいいます。
「致し」は「いたす」のことで、「する」の謙譲語・丁寧語です。
「ました」は、敬意を表す「ます」と、動作や作用が過去に行われたことを意味する「た」で構成されています。
確認はすでに行われているということです。
「ところ」は、前に述べた事柄を条件として後に文を続けるときに用います。
「買い物をしようとでかけたところ、店は閉まっていた」のような使い方をします。
「確認致しましたところ」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手が確認をしたときに用います。
確認をしてわかったことを伝える際に用いるものです。
他社から製品を購入し、それを他社の人に持ってきてもらうことになっているとします。
今日持っていきます、ということを伝えられているのですが、何時にくるのかわかりません。
他社の人がきたときに対応をしたいので、何時にくるのかを知っておきたいです。
そこで、電話をして、訪れる時間を聞いてみることにしました。
訪れる時間は午後3時ころのようです。
いつ訪れるのかあいまいだったものが、はっきりとしました。
これが「確認」が意味するものです。
そのわかった事柄を伝える際に、この言葉を用います。
「ところ」の後には、確認をしてわかった事柄を述べます。
確認をしたのは話し手なので、「確認」を敬意を表す言い方にする必要はありません。
「致しました」で相手に敬意を表しているので、失礼ではないです。
「確認致しましたところ」を使った例文
・『確認致しましたところ、○○となっておりました』
「確認致しましたところ」の返答や返信例
この後に、確認をしてどうだったのかが伝えられます。
その内容によって、その後の対応が変わります。
確認をした事柄について理解できたならば、「わかった」の意を伝えます。
伝えられた内容が理解できないときには、もう一度説明を求めるとよいでしょう。
結果が納得できなかったときには、もう一度確認をしてもらったり、自分で確かめたりする場合があります。
自分の目でみたり、聞いたりすれば、納得できるはずです。
何度も確認をさせるときには、相手への気遣いを忘れないようにしましょう。
まとめ
この言葉は、話し手が確認をしたときに用います。
確かめてみてどうだったのかを、「ところ」の後に続けて使います。
間違いがないようにするためには、確認をすることが大切です。