この記事では「控えていただけますと幸いです」について解説をします。
「控えていただけますと幸いです」とは?意味
やめてくれるとありがたい、といった意味です。
「控え」は「控える」を連用形の形にしたもので、自制や配慮をしてやめておくという意味があります。
「いただけ」は「いただく」のことで、「もらう」の謙譲語です。
動詞の連用形に「て」を添えた形について、話し手や動作の受け手にとって恩恵になることを他人から受ける意を表します。
「幸い」はその人にとってありがたいという意味です。
「幸いです」の形で、そうして欲しいと遠回しにお願いをするときに用います。
「控えていただけますと幸いです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何かをやめて欲しいときに使用をします。
ある部屋に、勉強をする人が集まっています。
この人たちは知り合いではありません。
勉強をするために、それぞれこの場所にやってきています。
勉強をするときに音を立てられると、集中できず勉強の妨げになります。
そのため、この部屋では静かに過ごすことがマナーです。
しかし、ある人たちが会話をしていて、他の人たちの迷惑になっています。
この部屋を管理している人はそれに気がつき、話している人たちに、それをやらないようにと注意をしました。
そのときに使用をする言葉です。
「幸いです」は、そうしてくれるとありがたいという意味で、そうしなさいと強制するものではありません。
そのため、それを絶対にやって欲しくないときには、「お控えください」のように「ください」を用いた言い方をします。
しかし、上から目線のように感じられ、場合によっては相手とトラブルになることがあります。
どのような場面なのかによって、伝え方を考えてみてください。
「控えていただけますと幸いです」を使った例文
・『ここでは○○を控えていただけますと幸いです』
「控えていただけますと幸いです」の返答や返信例
やらないようにと求められているので、それをやらないでください。
それをやってしまうと、他の人たちの迷惑になります。
やらないようにと求められていることをやり続けると、罰金を支払う、その場から追い出されるなど、何らかの措置を受ける可能性があります。
理由があってやらないようにと求められているので、他の人たちのことを考えた行動をしましょう。
迷惑となった場合には謝罪をすることが望ましいです。
まとめ
この言葉は、それをやらないで欲しいときに用いるものです。
強制する言い方ではないので、このような伝え方だと、それをやめてくれないことがあります。
そのため、状況にあわせて言い方を考えてみてください。