「数々のご配慮」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「数々のご配慮」とは?
「数々のご配慮」は、相手からの心配りが複数あり、そして多いことを言い表したものです。
「数々の」は、「複数あること」と「多いこと」を言い表したものです。
「数」という言葉を組み合わせる事で、そのような内容を表現する単語になります。
また、これは複数でも二つや三つを示すものではありません。
二つや三つではないとの意味を、この言葉は含んでいるのです。
なお、「配慮」は「心配り」や「思いやり」を意味する言葉です。
ここでは接頭語を用いて、相手に敬意を含むような表現に言い換えているのです。
「数々のご配慮」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「数々のご配慮」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ある会社と一緒に仕事していたとします。
すると、先方の担当者が、細やかな心配りであなたを支援してくれたのでした。
このような場合には、「数々のご配慮に、心より感謝申し上げます」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手からの心配りが多いことを、上手に表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「数々の」の使い方に注意しましょう。
これは、「様々な」や「色々と」などに置き換えて使用できます。
また、「数えきれないほどの」や「あまたの」などの類似表現もあります。
どれも同じような意味ですが、少しずつニュアンスの違う表現になります。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「数々のご配慮」を使った例文
「数々のご配慮」を使った例文を挙げます。
例文のように、語尾を付け加えて使用すると、自然な表現にできるのです。
・『数々のご配慮、感謝いたします』
・『数々のご配慮に、心より御礼申し上げます』
・『数々のご配慮を賜り、本当にありがとうございます』
「数々のご配慮」の類語と敬語での言いかえ
「数々のご配慮」の類語と敬語を解説していきます。
「数々のご配慮」の類似表現
「数々のご配慮」の類似表現には、「様々なご配慮」があります。
「数々の」と「様々な」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「数々のご配慮」の敬語表現
「数々のご配慮」は既に敬語になっています。
ここでは接頭語を用いて相手に敬意を示しているのです。
なお、これを更に敬語で表現する際には語尾を付け加えます。
たとえば「数々のご配慮を賜り」にすれば、謙譲語を用いた敬語表現になるのです。
まとめ
このように「数々のご配慮」は、相手からの心配りが複数あり、そして多いことを言い表したものです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。