この記事では「誠心誠意努める所存でございます」について解説をします。
「誠心誠意努める所存でございます」とは?意味
真心を持っても物事をする考えです、といった意味です。
「誠心誠意」には、真心を持って物事をすることという意味があります。
うそ偽りのない心を持った態度のことです。
「誠心」にはうそのない心、「誠意」には真心という意味があります。
「努める」は、力を尽くして物事を行うという意味です。
自分のなすべきこととして、義務として何かをすることを特にいいます。
「所存」は思うこと、考えという意味です。
「ございます」は「ある」の丁寧語になります。
「誠心誠意努める所存でございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側が何かを行うときの気持ちを示すときに使用をします。
たとえば、プロジェクトの責任者に選ばれたとします。
責任者になったからには、この仕事を精一杯頑張っていきたいです。
怠けたり、手を抜いたりなどはしません。
うそ偽りのない気持ちを持って、真剣に取り組んで行こうと思っています。
その気持ちを他人に伝えるときに、このような言葉を使用します。
「努める所存でございます」の部分は、「努めてまいります」という言い方もできます。
「まいる」は「行く」の謙譲語・丁寧語です。
「行く」には、物事を行うという意味があります。
敬意を表す言い方なので、この形でも失礼にはなりません。
この言葉を伝えるときには態度が重要です。
やる気のなさそうな態度で述べても、気持ちが伝わりません。
背筋を伸ばし、相手の方を見て、はっきりとした声で伝えると、努力をしていこうという気持ちが伝わりやすくなります。
「誠心誠意努める所存でございます」を使った例文
・『一同誠心誠意努める所存でございます』
・『○○を達成できるよう、誠心誠意努める所存でございます』
「誠心誠意努める所存でございます」の返答や返信例
努力をしようという気持ちを持っているので、その気持ちを応援してあげるとよいでしょう。
努力をしようという気持ちを応援することで、よい仕事をしてくれることが期待できます。
気持ちをくじくようなことを伝えるのは、望ましくありません。
物事をするときには、気持ちが大切です。
やる気をなくしてしまえば、よい仕事をするのは難しいでしょう。
ただし、期待をかけ過ぎてもいけません。
期待をし過ぎると負担をかけてしまうことがあります。
まとめ
この言葉は、真心を込めて物事をしようという、話し手側の気持ちを表すものです。
大切な役割を任されたときに使うことが多いです。
この言葉を述べるときには態度も重要なので、言葉遣いだけでなく態度にも気をつけてみてください。
