「ご健闘をお祈り申し上げます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ご健闘をお祈り申し上げます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では、「ご健闘をお祈り申し上げます」の意味を分かりやすく説明していきます。

「ご健闘をお祈り申し上げます」とは?意味

「ご健闘をお祈り申し上げます」の意味は以下の通りです。

1つ目は「相手が転勤や転職する時に、新しい職場でも頑張れる様に祈っていることを伝える丁寧な表現」という意味で、新しい場所で能力を存分に発揮できる様にという意味を含んだ表現です。

2つ目は「相手が試験に挑戦する時に、実力を存分に発揮できる様に祈っていることを伝える丁寧な表現」という意味で、難しい資格試験や昇進がかかった面接などを控えている人に対して励ます表現です。

3つ目は「スポーツで、これから大切な試合を控えている人に対して実力を発揮できる様に言に祈っていることを伝える丁寧な表現」という意味で、勝ち負けに関係なく頑張れるように祈っていることを伝える表現です。

上記に共通するのは相手が「頑張れる様に祈っていることを伝える」という意味です。

「ご健闘をお祈り申し上げます」の概要

「ご健闘をお祈り申し上げます」「ご健闘+を+お祈り+申し上げます」で成り立っています。

「ご」は相手の動作や状態を敬う接頭辞、「健闘」「困難に屈せずがんばって闘うこと」「不利な条件があるのによく努力すること」という意味、「を」は助詞、「お」は自分の動作をへりくだる接頭辞、「祈り」は動詞「祈る」の連用形で「神仏に祈願する」「心から望む・願う」という意味、「申し上げます」「言う」の謙譲語「申す」の更に丁寧な表現「申し上げる」に丁寧語「ます」が付いた言葉です。

尊敬語、謙譲語、丁寧語が含まれていますので、目上の人に使えます。


「ご健闘をお祈り申し上げます」の言葉の使い方や使われ方

「ご健闘をお祈り申し上げます」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

『新企画が成功しますよう、ご健闘をお祈り申し上げます』

新しいプロジェクトに配属された人に対して、祝福する意味と成功を祈る気持ちが含まれた表現です。

『新しい職場でも実力を発揮できますよう、ご健闘をお祈り申し上げます』

転職や転勤などで今の職場から去る人に対して、新しい職場でも頑張って下さいと励ますことを伝えます。

「ご健闘をお祈り申し上げます」の類語や言いかえ

「ご健闘をお祈り申し上げます」の類語や言いかえは以下の通りです。

「ご活躍をお祈り申し上げます」

「活躍」「めざましく活動すること」という意味、相手が行く先でめざましい成果を上げられる様に祈っていることを伝えます。

まとめ

今回は「ご健闘をお祈り申し上げます」について紹介しました。

「ご健闘をお祈り申し上げます」「相手に頑張って下さいと励ます時のていねいな表現」と覚えておきましょう。