この記事では「ご期待に添えるよう頑張ります」について解説をします。
「ご期待に添えるよう頑張ります」とは?意味
こうなって欲しいと待ち望まれている事柄にかなうように頑張るといった意味です。
力を尽くしますという気持ちを表しています。
「ご期待」は「期待」に「ご」をつけて丁寧にした言葉です。
期待には、こうなって欲しいと待ち望むこと、心待ちにすることという意味があります。
「添える」は「添う」のことで、かなうようにする、目的のとおりになるという意味です。
たとえば、結婚記念日に使うレストランとしてふさわしいものを探して欲しいと、希望をしたとします。
探してくれた人が提示したものは、結婚記念日にふさわしいものでした。
これは「希望に添う」といいます。
「よう」は、話し手の決意や意志を表す語です。
「頑張ります」は「頑張る」に「ます」をつけた言葉です。
「頑張る」には困難なことがあってもくじけないでやり抜くという意味があり、「ます」は相手に敬意を表します。
「ご期待に添えるよう頑張ります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
部下から上司に対してや、取引先の相手に対して使用をします。
「ご」をつけて丁寧にしたり、「ます」と相手の敬意を表す語を使ったりしているので、敬意を表すべく人に対して使用するものです。
自分が今度プレゼンをするとき、プロジェクトを任されたときなどに、上司から「期待している」と声を掛けられることがあるでしょう。
この言葉は、それへの返答となります。
相手から期待されているのに、「私では無理です」「期待しないでください」と答えるのはふさわしくありません。
あなたならできると思っているからこそ、仕事を任されています。
そのため、弱気なことは言わず、「頑張る」など前向きな言葉を使うことが望ましいです。
前向きな言葉を使うことで、意欲があることが相手に伝わります。
そして、期待通りの結果になれば、また別の仕事を任されることでしょう。
「頑張ります」と口でいうだけでなく、行動でも示すようにします。
「ご期待に添えるよう頑張ります」を使った例文
・『課長のご期待に添えるよう頑張ります』
「ご期待に添えるよう頑張ります」の返答や返信例
こちらが「期待している」と伝えたことに対して、「ご期待に添えるように」と返答してくることがあります。
その場合、こちらからさらに言葉を返す必要はありません。
あまり期待し過ぎるとプレッシャーをかけることになるので、プレッシャーになるような言葉は控えるとよいでしょう。
まとめ
期待に応えられるようにしたいという意欲を表す言葉です。
こういった前向きな言葉を使うと意欲が伝わります。