この記事では「適切な措置かと存じます」について解説をします。
「適切な措置かと存じます」とは?意味
その状況にふさわしい処置だと思います、といった意味です。
「適切」には、その状況や目的などによくあてはまることという意味があります。
「適切な手当て」「適切な対応」のような使い方をするもので、ぴったりとあてはまるさまを表します。
「措置」は、そのときの状況などにあわせて必要な手続きをとること、物事がうまく進むように始末をつけることという意味です。
「存じ」は「存ずる」のことで、思う、考えるの意の謙譲語です。
何かを思ったり考えたりしているのは話し手側になります。
「ます」は敬意を表します。
「適切な措置かと存じます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、その措置がある状況にぴったりとあてはまる、ということを話し手側が思っているときに使用をします。
このごろ、安全対策について問題にされることが多くなってきているとします。
ある企業でも、安全対策について考えるようになりました。
この企業は、情報を守るために、これまで情報を保護するための処置をしていたのですが、さらに安全性を高めた処置をすることにしました。
情報が漏えいしてから何かをするのでは遅いです。
もし情報が他に知られてしまえば、大きな問題になります。
早い段階でふさわしい行動をとることで、情報の漏えいを防ぐことができます。
これは、その状況にあった措置といえるでしょう。
このような、状況にふさわしいと思われるさまをさして、「適切な措置かと存じます」といいます。
「思う」という意味なので、話し手がそう考えている場合に使う言葉です。
意見を求められたときに、このような言い方をします。
「適切な措置かと存じます」を使った例文
・『○○を行うのは適切な措置かと存じます』
「適切な措置かと存じます」の返答や返信例
どのような状況で、どのような措置をとるのかによって、返す言葉が多少変わってきます。
自分もその措置を取ることがふさわしいと思っているなら、その措置を実際に行うことになるでしょう。
実際に行動するとなったら、他の人たちに指示を出します。
相手が思っていることと自分が思っていることが違う場合は、自分の考えを伝えてみるとよいかもしれません。
自分の考えが他人と違うからといって、他人の意見を拒むのは望ましくありません。
いろいろな人の考えを聞くことで、視野が広がります。
まとめ
この言葉は、その措置を取るのが状況にぴったりとあっている、と思うときに述べるものです。
話し手側の考えを伝えるときに使用をします。
自分の考えを伝えてみましょう。