「ご指南いただき」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「ご指南いただき」とは?
「ご指南いただき」は、相手から指導してもらった場合に使用できる言葉です。
「指南」は「しなん」と読みます。
これは、「指導」などの同じような意味で使用できます。
これは、「教え導くこと」や「方向性を示すこと」を意味する言葉なのです。
ここでは、接頭語を用いて「ご指南」としています。
これによって、相手に敬意を示す表現にしています。
さらに、「いただき」は「いただく」の連用形です。
そして「いただく」は、「もらう」をへりくだって表現した言葉なのです。
これらのことから、「ご指南いただき」が「指導してもらい」と同じ意味で使用できると分かるのです。
「ご指南いただき」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「ご指南いただき」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ある仕事を教えてもらったとします。
そのため、教えてくれた相手に感謝を述べることにしたのです。
このような場面では、「ご指南いただき誠にありがとうござます」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手から指導してもらったことを、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「ご指南いただき」の使い方に注意しましょう。
これは「ご指南くださり」と言い換える事ができます。
この場合は、謙譲語の表現から尊敬語の表現に変化します。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「ご指南いただき」を使った例文
「ご指南いただき」を使った例文を挙げます。
例文のように、語尾を付け加えて文末を完成させると、自然な表現にできるのです。
・『ご指南いただきました』
・『ご指南いただきありがとうございます』
・『ご指南いただきましたことに御礼申し上げます』
「ご指南いただき」の類語と敬語での言いかえ
「ご指南いただき」の類語と敬語を解説していきます。
「ご指南いただき」の類似表現
「ご指南いただき」の類似表現には、「指南していただき」があります。
「ご指南いただく」と「指南していただく」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「ご指南いただき」の敬語表現
「ご指南いただき」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「ご指南くださり」に言いかえできます。
なお、この場合は尊敬語を用いた敬語表現になるのです。
まとめ
このように「ご指南いただき」は、相手から指導してもらった場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
