「日々研鑽を重ねて参ります」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「日々研鑽を重ねて参ります」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「日々研鑽を重ねて参ります」について解説をします。

「日々研鑽を重ねて参ります」とは?意味

毎日深く研究を積み重ねていきます、という意味です。

「日々」には毎日という意味があります。

1日1日の積み重ねのことです。

「研鑽」「けんさん」と読み、学問などを深く研究することという意味になります。

「研」には物事をきわめる、「鑽」には深く究めるという意味があります。

「重ねて」は、同じことを何度もするさまを表します。

この場合は、研鑽を繰り返すことを意味しています。

「参り」「まいる」のことで、「行く」の謙譲語・丁寧語です。

「行く」には、動作をするという意味や、動作の継続や進行を表す意味があります。

「ます」は敬意を表す語です。

「日々研鑽を重ねて参ります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、話し手自身が日々努力をする気持ちを表すときに使用をします。

就職の面接のとき、昇進を伝えられたとき、重要な役目を任されたときなどに述べることが多いです。

昇進を伝えられたとき、これまで以上に頑張ろうという気持ちを持つのではないでしょうか。

怠ることなく毎日努力をしようという気持ちになるはずです。

そのような気持ちを伝えるときに用います。

「研鑽」は学問などを深く研究することという意味です。

頑張ろうという気持ちを伝えるならば、「努力」という言葉を使ってもよいでしょう。

自分を高めていこうという場合ならば、「勉強」「精進」などの言葉を使うこともできます。

力を尽くすという意味の「尽力」という言葉もあります。

毎日力を尽くしていては体が持たないので、この場合は「日々」という言葉は使わなくてもよいでしょう。


「日々研鑽を重ねて参ります」を使った例文

・『○○を目指すため、日々研鑽を重ねて参ります』

「日々研鑽を重ねて参ります」の返答や返信例

相手は努力をしようという気持ちを持っているので、その気持ちを応援してあげるとよいでしょう。

やる気を持っているので、その気持ちを大切にします。

やる気をなくすような言葉をかけるのは望ましくありません。

応援をしてあげることで、くじけずにやり抜く力が湧いてくることでしょう。

しかし、無理をさせてはいけません。

無理をすると体調を崩す恐れがあります。

頑張りすぎて体調を崩してしまわないように、相手の様子をときどき確認してあげるとよいかもしれません。

まとめ

この言葉は、深く物事を究めていこうという話し手の気持ちを表すものです。

努力をすることは他の言葉でも表すことができるので、その場に応じて言い方を変えてみてください。

そして、こういった言葉を伝えたなら、行動が伴うようにしましょう。