「準備に励んでおります」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「準備に励んでおります」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「準備に励んでおります」について解説をします。

「準備に励んでおります」とは?意味

必要なものをそろえたり、態勢を整えたりすることに、力を注いでいます、という意味です。

「準備」には、何かをする前に、必要な物をそろえたり、態勢を整えたりすることという意味があります。

物事を行うために、あるいはこれから起こる物事に対応できるように、必要な物や態勢を整えることをいいます。

「励ん」「励む」のことで、力を尽くして物事に取り組むことです。

一生懸命にがんばるといった意味になります。

「おります」「いる」の丁寧な言い方です。

「準備に励んでおります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、話し手が今ある事柄の準備をしているときに使用をします。

「でおります」は現在の状態を表すので、今準備をしているところです。

準備をこれからする、準備は終わっているという意味ではありません。

準備をしているのは話し手側、励んでいるのも話し手側なので、「準備」「励んで」の部分を敬語にする必要はないです。

「おります」が丁寧な言い方なので、失礼にはなりません。

たとえば、このような場面で使用をします。

明後日にイベントが開催されます。

話し手はそのイベントに向けて、会場設営を行っています。

イベント開催までの残り時間が少ないので、会場設営に一生懸命になっています。

そんなとき、上司から会場設営はどれくらい進んでいるのかと尋ねられました。

今、話し手は一生懸命にやっているところです。

そのさまを伝える際に、このような言葉を使用します。

「励んで」は、力を尽くしているさまを伝えたいときに用います。

ただ準備を進めているという意味ならば、「準備を進めております」とします。


「準備に励んでおります」を使った例文

・『○○に向けて準備に励んでおります』

「準備に励んでおります」の返答や返信例

今一生懸命に物事に取り組んでいるようです。

がんばっているので、励ましや応援の言葉をかけてあげるとよいでしょう。

応援をされるとがんばろうという気持ちが高まります。

ただし、無理をさせてはいけません。

「がんばれ、がんばれ」と応援をするのは、ときに相手にとって負担になります。

準備を進めて欲しいところですが、無理をさせないように配慮をしましょう。

一生懸命になることは大切ですが、休憩も必要です。

何か手伝えることがあれば、力を貸してあげましょう。

まとめ

この言葉は、話し手側が今準備を進めているときに使用をします。

一生懸命に取り組んでいるさまを表す言葉です。

これから起こる物事のために、しっかりと準備をしていきましょう。