「来る◯月末日を持ちまして」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「来る◯月末日を持ちまして」とは?
この言葉、特定の月の月末をもって何かが生じる場合に使用できます。
たとえば、「来る11月末日をもちまして、退職する運びとなりました」のように使用します。
このように表現することで、少し大袈裟な表現で、月末を持って何かが生じる様子を言い表せるのです。
「来る」は「くる」ではなく、「きたる」と読むとよいでしょう。
また、「◯月末日」は、その月の月末最終日のことを示す言葉です。
さらに、「持ちまして」は、「その日において」のような意味で使用されています。
これらのことから、この言葉が、特定の月の月末をもって何かが生じる場合に使用されるものだと分かるのです。
「来る◯月末日を持ちまして」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスでこの言葉を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あるサービスを終了することにしたとします。
そしてそのことを、利用者にお知らせすることにしたのです。
このような場合には、「来る11月末日を持ちまして、本サービスを終了することになりました」と述べるとよいでしょう。
これにより、11月末日でサービス終了することを、上手に表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「持ちまして」の使い方に注意しましょう。
これは、「持って」と言い換えてもよいでしょう。
どちらも同じ意味ですが、丁寧語の有無に違いがあるのです。
使用する状況によって、上手に使い分けることをおすすめします。
「来る◯月末日を持ちまして」を使った例文
この言葉を使った例文を挙げます。
例文のように、月末に生じる事象を続けて述べると、自然な表現を作り出せるのです。
・『来る3月末日を持ちまして、退職いたします』
・『来る11月末日を持ちまして、当職を離任することにしました』
・『来る12月末日を持ちまして、サービスを終了することになりました』
「来る◯月末日を持ちまして」の類語と敬語での言いかえ
「来る◯月末日を持ちまして」の類語と敬語を解説していきます。
「来る◯月末日を持ちまして」の類似表現
この言葉の類似表現には、「来る3月最終日を持ちまして」があります。
「末日」と「最終日」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「来る◯月末日を持ちまして」の敬語表現
この言葉を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「来る3月末日におきまして」に言いかえできます。
まとめ
このように「来る◯月末日を持ちまして」は、特定の月の月末をもって何かが生じる場合に使用できます。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。