「慶賀の至りに存じます」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「慶賀の至りに存じます」とは?
「慶賀の至りに存じます」は、この上なく喜ばしい気持ちを表現した言葉です。
「慶賀」は「よろこび祝うこと」を意味しています。
「慶」を訓読みにすれば「よろこぶ」となります。
また、「賀」という言葉は、「祝う」や「よろこぶ」などの意味があるのです。
また、「至り」は、言葉の程度を強調する効果を持っています。
これは、限界に至るような意味であり、これ以上にないほどであると表現しているのです。
さらに、「存じます」は「思います」の謙譲表現です。
これらのことから、「慶賀の至りに存じます」が「この上なく喜ばしく思う」との意味で使用できると分かるのです。
「慶賀の至りに存じます」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「慶賀の至りに存じます」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたの会社が創立10周年を迎えたとします。
ここに至るまで、さまざまな苦労を乗り越えてきたのでした。
このような場合には、「このような節目を迎えられたことは、慶賀の至りに存じます」と述べるとよいでしょう。
これにより、この上なく喜ばしい気持ちであることを、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「存じます」の使い方に注意しましょう。
これは、「思います」や「存じ上げます」で置き換える事ができます。
どれも同じ意味ですが、敬意の程度の異なる言葉になるのです。
使用する状況に合わせて、適した言葉を選ぶようにするとよいでしょう。
「慶賀の至りに存じます」を使った例文
「慶賀の至りに存じます」を使った例文を挙げます。
例文のように、前段に喜ばしく思う内容を述べると、自然な表現を作成できるのです。
・『このような節目を迎えられて、慶賀の至りに存じます』
・『新たなビジネスを成功させられて、慶賀の至りに存じます』
・『このように大きな組織に発展できて、慶賀の至りに存じます』
「慶賀の至りに存じます」の類語と敬語での言いかえ
「慶賀の至りに存じます」の類語と敬語を解説していきます。
「慶賀の至りに存じます」の類似表現
「慶賀の至りに存じます」の類似表現には、「慶賀の極みに存じます」があります。
「至り」と「極み」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「慶賀の至りに存じます」の敬語表現
「慶賀の至りに存じます」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「慶賀の至りに思います」に言いかえできます。
まとめ
このように「慶賀の至りに存じます」は、この上なく喜ばしい気持ちを表現した言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。