みなさんは、ビジネスシーンにおいて、「ご連絡が滞り申し訳ありません」を使ったことはありますか?
今回は、この言葉の意味、使い方や注意点、言い換えについて、詳しく解説していきます。
「ご連絡が滞り申し訳ありません」とは?
「連絡」は「情報を知らせる」という意味です。
接頭語「ご」が付いた丁寧な言い方の「ご連絡」とは、相手を敬った表現として「情報を知らせること」を伝えた言葉になります。
「滞り」は、「物事がはかどらない、順調に進まない」といった状況を表す言葉です。
「申し訳ありません」は「言い訳が立たない」という意味があり、相手にお詫びを述べた言葉です。
つまり、「ご連絡が滞り申し訳ありません」とは、相手への連絡が進まず迷惑をかけたことに対してお詫びを伝えた言い回しです。
「ご連絡が滞り申し訳ありません」の使い方や注意点
ビジネスシーンでは、あらゆる物事や状況が、刻一刻と目まぐるしく変化し続けます。
この“変化”を知らずに時が過ぎてしまえば、後にミスやトラブルの原因となってしまう恐れがあります。
ですから、ビジネスシーンでは、こまめに状況の変化を確認することが重要になるわけです。
これを一言で表すのが「連絡」です。
つまり、「連絡が滞る」とビジネスに多大な悪影響を及ぼしてしまうことになります。
そこで、そのような状況に陥る危険があったことを詫びた言い回しが、「ご連絡が滞り申し訳ありません」というわけです。
この言葉を使う上での注意点は、「連絡が滞ったことによる損失のリスクを相手が負う危険性があった」ことです。
これは、ビジネスシーンでは信頼の損失と直結します。
その後の取引やコミュニケーションに悪影響となるため、この言葉を使わずに済むよう努めたいところです。
「ご連絡が滞り申し訳ありません」の言い換え
・『ご連絡が遅くなり申し訳ございません』
・『ご連絡が遅れましたことをお詫び申し上げます』
・『ご連絡が遅れてしまい大変申し訳ございませんでした』
・『ご連絡が遅くなりご迷惑をおかけしました』
これらのフレーズは、「連絡」が滞ってしまったことについてお詫びを述べた言い回しです。
相手がリスクを負う立場に追い込まれてしまったことを理解し、二度と同じ失敗を繰り返してはいけません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「ご連絡が滞り申し訳ありません」は、相手への情報の伝達が進まないことに対してお詫びを伝えたフレーズです。
ビジネスシーンにおいては、情報の伝達やコミュニケーションが滞ってしまえば、大きなミスやトラブルに発展してしまう可能性があるため、状況の変化や情報のやり取りには細心の注意を払わなければいけません。
一度失った信頼関係を再構築するのは容易いことではありません。
出来れば「ご連絡が滞り申し訳ありません」使わずに済むよう、しっかりと取り組んでいきたいものです。
