「歓迎会を執り行ないます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「歓迎会を執り行ないます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では、ビジネスシーンで使われることのある表現の「歓迎会を執り行ないます」について、その意味や使い方等を分かりやすく説明します。

「歓迎会を執り行ないます」とは?意味

「歓迎会を執り行ないます」における「歓迎会」とは、言うまでもなく「来賓や新しいメンバーなどを歓迎する会、すなわち喜んで迎える会合」のことを意味します。

「歓」「よろこぶ」ことを意味し、「迎」「むかえる」意味なので、先の意味となるのです。

また「執り行う」は、読みは「とりおこなう」で、「会合や式典や儀式を実施すること」を意味する言葉で、意味は「行う」と同じですが、非常に丁寧でかつ改まった表現と言えます。

ちなみに、「執り行う」を熟語にすると「執行」となりますが、この表現を使うと、さらに堅苦しい表現となります。

以上のことから、「歓迎会を執り行ないます」とは、「来賓や新しいメンバーなどを歓迎する意味を込めて開かれる会を行います」との意味の丁寧で改まった表現です。

「歓迎会を執り行ないます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「歓迎会を執り行ないます」は、「歓迎会を行います」と同義で、歓迎会の開催を案内するメール文等で使われる表現です。

しかし、先に記した通り非常に丁寧で改まった表現なので、職場に新人が配属された、数日後にフランクな形で行われる歓迎会の案内では、少し仰々しすぎるので使われることはないと言えます。

人事部の主催で全社での内定式が行われ、その式典の後で人事部の社員や一部の幹部社員等によって歓迎会が行われるような場合に、この表現での案内が使われます。

また新入社員や、異動で一般の社員が新しく職場の一員に加わったような場合ではなく、その職場の長が新たに赴任してきた際などの歓迎会のために、多くのメンバーに案内メールを出す様な際に使われます。


「歓迎会を執り行ないます」を使った例文

・『内定式の後に引き続き歓迎会を執り行いますので、○○部長には引き続きの参加をお願いいたします』
・『新たに着任される営業部長の歓迎会を執り行います。歓迎会の詳細は下記の通りです』

「歓迎会を執り行ないます」の類語や言い換え

「歓迎会を執り行ないます」における「執り行う」の類語としては、「開催します」「実行します」「行います」が挙げられます。

従って、「歓迎会を執り行ないます」「歓迎会を開催します」「歓迎会を実行します」「歓迎会を行います」と言い換えることが出来ます。

まとめ

「歓迎会を執り行ないます」とは、「来賓や新しいメンバーなどを歓迎する意味を込めて開かれる会を行います」との意味の丁寧で改まった表現です。

従って、歓迎会の内容に応じて、「歓迎会を執り行ないます」と、「歓迎会を行います」等の表現を適切に使い分けるのがお勧めです。