「いまだ快復の途上」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「いまだ快復の途上」とは?
「いまだ快復の途上」は、病気などがなおる途中にある様子を表現した言葉です。
「いまだ」は「未だ」と表記できます。
これは、「到来していないこと」を言い表した言葉です。
また、「快復」とは、「病気などがなおること」を意味する言葉です。
これを「快復の途上」とすれば、完全に快復しきっていない、途中の状態にあることを言い表す事ができるのです。
「途上」は、「みちのうえ」を意味します。
つまり、どこかに向かう際にまだ道の上にいるような状態を示して、目的地に到達するまでの「途中」にある様子を表現しているのです。
「いまだ快復の途上」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「いまだ快復の途上」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、同僚が入院したとします。
命に別状はなかったものの、まだ出社できる状態にはなっていないのでした。
このような場合には、「いまだ快復の途上にあるとのことです」と述べるとよいでしょう。
これにより、病気がなおりきっていない状況のことを、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「快復の途上」の使い方に注意しましょう。
これは、「快復の途中」や「快復しきっていない」などの言葉で置き換える事も可能です。
どれも同じような意味で使用できますが、それぞれ印象の違う表現になるのです。
使用する状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「いまだ快復の途上」を使った例文
「いまだ快復の途上」を使った例文を挙げます。
例文のように、前後に言葉を付け加える事で、自然な印象の表現を作り出せるのです。
・『万全とはいえず、いまだ快復の途上にあります』
・『状態を聞いたところ、いまだ快復の途上のようです』
・『医師が言うには、いまだ快復の途上とのことでした』
「いまだ快復の途上」の類語と敬語での言いかえ
「いまだ快復の途上」の類語と敬語を解説していきます。
「いまだ快復の途上」の類似表現
「いまだ快復の途上」の類似表現には、「いまだ快復の途中」があります。
「途上」と「途中」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「いまだ快復の途上」の敬語表現
「いまだ快復の途上」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「いまだ快復の途上でございます」に言いかえできます。
まとめ
このように「いまだ快復の途上」は、病気などがなおる途中にある様子を表現した言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。