「繰り返しご請求申し上げておりましたが」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「繰り返しご請求申し上げておりましたが」とは?
この言葉は、何度も請求していた場合に使用できる言葉です。
ここでは、語尾に「ましたが」が使われています。
このことから、請求の結果が芳しくない状況である事が推察できます。
つまり、請求したのに支払われないような状況が、この文章から読み取れるのです。
なお、「申し上げる」と「おりました」は謙譲語の表現です。
「申し上げる」は「言う」、「おる」は「いる」と意味する言葉なのです。
このように謙譲語を使用すれば、相手に敬意を示す表現を作り出せるのです。
「繰り返しご請求申し上げておりましたが」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
ビジネスでこの言葉を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ある顧客の支払いが滞っていたとします。
そのため、アカウント停止の措置を取ることにしたのでした。
このような場合には、「繰り返しご請求申し上げておりましたが、この度アカウント停止の措置を取ることにいたしました」と述べるとよいでしょう。
これにより、何度も請求してきたことを、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「おりましたが」の使い方に注意しましょう。
これは謙譲語の表現です。
ここから謙譲語を除外すれば「いましたが」にできます。
使用する状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「繰り返しご請求申し上げておりましたが」を使った例文
この言葉を使った例文を挙げます。
例文のように、前段の内容に応じた言葉を、続けて述べるようにするとよいでしょう。
・『繰り返しご請求申し上げておりましたが、依然として支払われておりません』
・『繰り返しご請求申し上げておりましたが、まったく対応なさる様子がありません』
・『繰り返しご請求申し上げておりましたが、一向にお支払いいただけませんでした』
「繰り返しご請求申し上げておりましたが」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「繰り返しご請求申し上げておりましたが」の類似表現
この言葉の類似表現には、「繰り返しご請求いたしておりましたが」があります。
「申し上げておる」と「いたしておる」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「繰り返しご請求申し上げておりましたが」の敬語表現
この言葉を、別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「繰り返しご請求してまいりましたが」に言いかえできます。
まとめ
このように「繰り返しご請求申し上げておりましたが」は、何度も請求していた場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。