「相次いで推めている」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「相次いで推めている」とは?
「相次いで推めている」は、何かを次々と進めているような状況で使用できる言葉です。
「相次いで」は、「次々と」や「連続して」のような意味合いで使用されます。
何かを矢継ぎ早に実行するような様子のことを、「相次いで」という言葉で表現できるのです。
また、「推めている」は「推める」という動詞に、「いる」という動詞を組み合わせたものです。
このようにすれば、現在進行形の表現にできるのです。
そして「推める」は、ここでは「すすめる」と読ませています。
しかし、本来はこのような読み方をする事はないのです。
「推進」などで使用される言葉ですが、これは「推し進める」が熟語になったものです。
そのため、「相次いで推めている」は、「相次いで進めている」と表記するのが正しい使い方になるのです。
「相次いで推めている」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「相次いで推めている」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ライバル企業の新商品に関する動向を調査したとします。
調査した結果、次々に新商品を開発している様子なのでした。
このような場合には、「新商品の開発を相次いで推めているようです」と述べるとよいでしょう。
これにより、次々に何かを進めている様子を、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「推めている」の使い方に注意しましょう。
これは誤った使い方になっています。
そのため、「進めている」のように、正しい表記に修正して使用する必要があるのです。
正しい表記と思われやすい言葉ですので、間違えないように注意するとよいでしょう。
「相次いで推めている」を使った例文
「相次いで推めている」を使った例文を挙げます。
例文として挙げてはいますが、「推めている」は「進めている」に言い換えて使用するとよいでしょう。
・『宅地開発を相次いで推めているようです』
・『新商品の開発を相次いで推めていると思います』
・『ヘッドハンティングを相次いで推めているところです』
「相次いで推めている」の類語と敬語での言いかえ
「相次いで推めている」の類語と敬語を解説していきます。
「相次いで推めている」の類似表現
「相次いで推めている」の類似表現には、「相次いで進めている」があります。
「推めている」は誤りであり、「進めている」が正しい使い方になるのです。
「相次いで推めている」の敬語表現
「相次いで推めている」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「相次いで進めております」に言いかえできます。
まとめ
このように「相次いで推めている」は、何かを次々と進めているような状況で使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。