「喫緊のご用命とうかがい」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「喫緊のご用命とうかがい」とは?
「喫緊のご用命とうかがい」は、差し迫って大切な用事と聞いた事を表現した言葉です。
「喫緊」は「きっきん」と読みます。
これは、「差し迫って大切なこと」を意味する言葉です。
また、「用命」は「用を命じること」です。
これに接頭語を付与して「ご用命」とすれば、相手に敬意を示す表現になります。
また、「うかがい」は「うかがう」という動詞の語尾が変形したものです。
そして「うかがう」は、「聞く」を意味する謙譲語なのです。
これらのことから、「差し迫った大切な用事と聞き」という事を、敬語で表現したのが「喫緊のご用命とうかがい」であると分かるのです。
「喫緊のご用命とうかがい」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「喫緊のご用命とうかがい」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、顧客から急ぎの仕事があると連絡を受けたとします。
そのため、急いで相手のオフィスに訪問したのでした。
このような場合には、「喫緊のご用命とうかがい、急いでこちらにまいりました」と述べるとよいでしょう。
これにより、差し迫って大切な用事のことを、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「うかがい」の使い方に注意しましょう。
これは、「聞く」という意味と、「訪問する」との意味があります。
これは、文脈によって意味が変化すると言えるのです。
誤った意味で相手に伝わらないように、十分に注意して使用するとよいでしょう。
「喫緊のご用命とうかがい」を使った例文
「喫緊のご用命とうかがい」を使った例文を挙げます。
例文のように、語尾や言葉を付け加える事で、自然な印象の表現を作り出せるのです。
・『喫緊のご用命とうかがいました』
・『喫緊のご用命とうかがい、急いでまいりました』
・『喫緊のご用命とうかがい、まずは馳せ参じました』
「喫緊のご用命とうかがい」の類語と敬語での言いかえ
「喫緊のご用命とうかがい」の類語と敬語を解説していきます。
「喫緊のご用命とうかがい」の類似表現
「喫緊のご用命とうかがい」の類似表現には、「緊急のご用命とうかがい」があります。
「喫緊」と「緊急」は、同じようなニュアンスで使用できる言葉なのです。
「喫緊のご用命とうかがい」の敬語表現
「喫緊のご用命とうかがい」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「喫緊のご用命とお聞きいたしまして」に言いかえできます。
まとめ
このように「喫緊のご用命とうかがい」は、差し迫って大切な用事と聞いた事を表現した言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
