この記事では「ご注文を繰り返します」について解説をします。
「ご注文を繰り返します」とは?意味
注文を受けた内容をもう一度いいます、という意味です。
「ご注文」は「注文」に「ご」をつけて、敬意を表す言い方にしたものです。
「注文」には、種類や数量などを指定して、そのものの製造や配達などを頼むこと、またそのお願いという意味です。
「ご」は、他人の行為を表す語について、その行為をする人に対して敬意を表します。
この場合は、注文をしているのは聞き手で、敬意を表す対象は聞き手です。
「繰り返し」は、同じことをもう一度するという意味です。
この場合は、注文を受けた内容をもう一度いうことを意味しています。
繰り返していうのは話し手側です。
「ます」は敬意を表す語です。
「ご注文を繰り返します」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、店の者から客に対して述べるものです。
飲食店のことで説明をします。
客は、食べたいものが決まったら店員を呼び、食べたいものを店員に伝えます。
この行為が注文です。
そして、その内容に間違いがないかを店員は確認をします。
間違いがあっては客に迷惑をかけてしまうし、店はクレームを受けることになってしまうかもしれません。
そのため、客から受けた内容を復唱して確認作業を行います。
その確認作業の際にこの言葉を使用します。
この後に、客が注文した内容を店員がもう一度いいます。
敬意を表す言い方をしているので、この表現で失礼にはなりません。
言葉遣いに気をつけるだけでなく、態度に気をつけることも重要です。
つまらなそうにしていたり、いい加減な態度では、客が不快な思いをします。
どうしたら喜んでもらえるだろうかと考えて接客をすれば、客は気持ちよく店を利用できることでしょう。
「ご注文を繰り返します」を使った例文
・『ご注文を繰り返します。○○が1つ、□□が2つでよろしいでしょうか』
「ご注文を繰り返します」の返答や返信例
注文した内容が復唱されるので、それを聞いてください。
間違いはないだろうと思っていても、店員が聞き間違えたり、聞きもらしをしていたりする可能性があります。
確認作業をしているのに、こちらが間違いに気づかなかったり、間違いに気づいても指摘しなかったりすると、望んでいないものを渡されてしまいます。
店員は確認をしているのに、こちらがその作業を怠ったために望んでいないものを手にした場合は、クレームをいいにくいです。
望むものを手にするためには、確認をきちんとしましょう。
まとめ
この言葉は、店員から客に対して述べるものです。
間違いがないように確認作業を行うようにしましょう。
