「本日はお忙しいところお邪魔いたしました」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「本日はお忙しいところお邪魔いたしました」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「本日はお忙しいところお邪魔いたしました」について解説をします。

「本日はお忙しいところお邪魔いたしました」とは?意味

他人の家などを訪問て帰るときのあいさつの言葉です。

「本日」は、この言葉を使っているその日を指しています。

「お忙しい」「忙しい」「お」をつけて、敬意を表す言い方にしたものです。

「忙しい」には、やるべき事柄が多くて暇がないという意味があります。

「お」は形容詞について、尊敬の意を表したり、丁寧に表現する意を表したりします。

「ところ」は、その場面、その時といった意味です。

「お邪魔」は人の家などを訪れることをへりくだって言う語です。

また、人の家などを訪れたときや帰るときに使用するあいさつの言葉でもあります。

「いたし」「いたす」のことで「する」の謙譲語です。

「ました」「まし」は敬意を表す「ます」のことを指し、「た」は過去や完了の意を表します。

「本日はお忙しいところお邪魔いたしました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、他人の家から帰るときに使用をします。

招かれて他人の家に行ったとしても、相手の時間を使わせてしまっています。

相手の邪魔になっているかもしれないのです。

「お邪魔」は本当に邪魔になっているかにかかわらず、他人の家を訪れるときや帰るときにあいさつの言葉として使用をします。

「お邪魔いたしました」は過去や完了の意を表す「た」を使っているので、すでに家には来ています。

つまり、帰るときに使用するのです。

「いたしました」の部分は「しました」と表現することもあります。

「本日は」の部分をいれない場合は、相手が休憩や仕事をしているときに何かを尋ねた際に使用することができます。


「本日はお忙しいところお邪魔いたしました」を使った例文

・『本日はお忙しいところお邪魔いたしました。今度は我が家に是非いらしてください』

「本日はお忙しいところお邪魔いたしました」の返答や返信例

家などから人が帰っていくときにこの言葉が伝えらえます。

帰っていく人に対しては「お気をつけて」「またいらしてください」などの言葉をかけるとよいでしょう。

本当に邪魔になっていたとして、そのことは伝えません。

相手を気遣う言葉をかけることが望ましいです。

お土産がある場合は、この時点で渡して持って帰ってもらいます。

渡し忘れないように気をつけてください。

まとめ

この言葉は、家などを訪問して帰るときに使用をするものです。

招かれていたとしても、帰るときには丁寧なあいさつの言葉を述べるようにします。

この言葉は丁寧な表現で失礼にはなりません。

丁寧な対応をすれば、また招いてくれることでしょう。