「中締めとさせていただきます」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「中締めとさせていただきます」とは?
「中締めとさせていただきます」は、飲み会などで一時的に区切りを付ける場合に使用できる言葉です。
「中締め」は、「中間で締めること」を意味します。
つまり、その前にも、その後にも何かがあることを言い表しています。
つまり、飲み会などでは、一次会と二次会の間に「中締め」を実施するのです。
なお、ここでは「させていただきます」という表現を使用しています。
これは、「させてもらう」を意味しています。
これに謙譲語の「いただく」と丁寧語の「ます」を付与する事で、「させていただきます」という表現になっているのです。
「中締めとさせていただきます」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「中締めとさせていただきます」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ある飲み会で幹事を務めていたとします。
そして、一次会を一区切りする時間になったのでした。
このような場合には、「宴もたけなわではございますが、ここで中締めとさせていただきます」と述べるとよいでしょう。
これにより、飲み会を一度区切るような事を、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「させていただきます」の使い方に注意しましょう。
これは、「いたします」で言い換える事も可能です。
文法的には正しい表現ですが、使い方によっては冗長な印象を伴います。
頻繁に使用することのないように、注意するべき言葉なのです。
「中締めとさせていただきます」を使った例文
「中締めとさせていただきます」を使った例文を挙げます。
例文のように、そのまま使用してもよいですし、会場の状態などを付け加えてみるのもよいでしょう。
・『ここで中締めとさせていただきます』
・『宴もたけなわですが、いったん中締めとさせていただきます』
・『盛り上がっている最中ではございますが、ここで中締めとさせていただきます』
「中締めとさせていただきます」の類語と敬語での言いかえ
「中締めとさせていただきます」の類語と敬語を解説していきます。
「中締めとさせていただきます」の類似表現
この言葉の類似表現には、「区切りとさせていただきます」があります。
「中締め」と「区切り」は、同じような意味を持つ類似表現と言えるのです。
「中締めとさせていただきます」の敬語表現
この言葉を、別な敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「中締めといたします」に言いかえできます。
まとめ
このように「中締めとさせていただきます」は、飲み会などで一時的に区切りを付ける場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。