「一段落しましたので」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「一段落しましたので」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「一段落しましたので」について解説をします。

「一段落しましたので」とは?意味

一応片づいたので、ひとまず区切りがついたので、といった意味です。

「一段落」には、ひとくぎり、一応物事が落ち着くことという意味があります。

その物事にだいたい区切りがついた、ということを意味します。

「いちだんらく」が正しい読み方ですが、話し言葉では「ひとだんらく」ということもあります。

「しました」は、「する」「ます」「た」をつなげています。

「する」は動作や行動を行う、ある状態であるという意味です。

「ます」は敬意を表す語、「た」は過去や完了の意を表す語になります。

つまり、すでに区切りはついているということです。

区切りがつく目処が立つという意味ではありません。

「ので」は、後に述べる事柄の理由・原因・根拠などを表します。

「一段落しましたので」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、ある事柄がいちおう落ち着いたときに使用をします。

たとえば、発注ミスによって大量に商品を仕入れてしまったとします。

返品はできないので、この商品を何とか売りさばかなければなりません。

すべての商品を売るために、あれこれとやらなければならないことがあり、忙しくしていました。

そして、やっと売り切ることができました。

これで、一応は落ち着いた状態になりました。

そのときの落ち着いた状態、区切りがついた状態のことをこの言葉で表現します。

「ので」は後に述べる事柄の理由や原因などを表す際に用います。

そのため、この後には一段落したからどうなのかを表す言葉が続きます。

たとえば、一応区切りがついたから、お昼を食べに行くことにしたという場合だと、「一段落しましたので、ランチに行きます」のような言い方をします。


「一段落しましたので」を使った例文

・『一段落しましたので、ご報告いたします』

「一段落しましたので」の返答や返信例

「ので」の後に続く言葉によって、返事の内容が変わります。

こちらに許可を求めている場合は、それをしてもよい、してはいけないを答えます。

報告の場合は、相手の話を聞きましょう。

一応の区切りなので、まだこの後にはやらなければならないこともあるはずです。

その場合には、今後のことを指示します。

区切りがついたから休憩するといった場合なら、「わかりました」の意をつてておけばよいでしょう。

まとめ

この言葉は、ある事柄に一応の区切りがついたときに使用をします。

区切りがついたので何かをしたいと許可を得るときや、区切りがついたと報告をする際に用いられています。

「ので」の後には言葉を続けて使いましょう。