この記事では「読み上げさせていただきます」について解説をします。
「読み上げさせていただきます」とは?意味
文章を声に出していいます、という意味です。
これから読み上げますという前置きの言葉になります。
「読み上げ」は「読み上げる」のことで、声の調子を大きくして読むという意味です。
ぼそぼそと他の人には聞き取れないような小さな声で読むことではなく、他の人たちにもはっきりと聞き取れるように読むことをいいます。
「させていただき」は「させていただく」のことで、相手に許しを求めて動作をする意を込めて、敬意を表す表現です。
「出演させていただきます」のような使い方をします。
「ます」は敬意を表す語です。
「読み上げさせていただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手がこれから何かを読むときに使用をします。
他の人にも聞こえるように、はっきりとした大きな声で読むときに用いるものです。
会議の場のことで説明をします。
この会議の場では、調査内容についての話し合いをしています。
調査の結果がでており、それは文章としてここにあります。
ある人が代表して、その文章を読むことになりました。
そのときに「これから読みます」という前置きとして、この言葉を使用します。
いきなり読み始めると、まだ心の準備が出来ていない人は、最初の方を聞き逃してしまう可能性があります。
前置きをしておけば聞く態勢が整い、聞き逃しをすることが少なくなります。
「させていただく」は許しを求めて行動をするときに用いるものです。
相手に許しを求める必要がないなら、「読み上げます」と表現をします。
「読み上げさせていただきます」を使った例文
・『○○の文章を読み上げさせていただきます』
「読み上げさせていただきます」の返答や返信例
この後に文章が読まれるので聞いていてください。
声が聞こえにくいようなら、もう少し大きな声で読むようにお願いをしましょう。
聞き逃してしまうと後々困ることになるので、きちんと聞いておく必要があります。
広い会場で読んでいる場合は、マイクを使うとよいでしょう。
読み上げている途中でわからないことがあっても、口を挟むことはしません。
後で質問を受けつけてくれることがあるので、疑問点はそのときに質問をします。
読み上げた内容について、話し合いを進めていくこともあります。
まとめ
この言葉は、何かを読むときに前置きとして使うものです。
いきなり読み始めると聞き手をビックリさせるので、前置きをしてから読み上げることが望ましいです。
声に出して読むときには、他の人に聞こえるようにはっきりとした声を出しましょう。