この記事では「直接お話をお伺いする機会」について解説をします。
「直接お話をお伺いする機会」とは?意味
実際に会って話を聞く機会、という意味です。
「直接」は、間にものを挟まないで接することをいいます。
また、間に何も挟まないで働きかけをしたり、関係をもったりすることも意味します。
たとえば、「直接交渉する」という場合だと、誰かと誰かの間に別の人が入ることなく交渉することを意味します。
「お話」は「話」に「お」をつけて丁寧に表現したものです。
「お伺い」は「伺う」に「お」をつけて、敬意を表す言い方にしています。
「伺う」は「聞く」「尋ねる」「問う」「訪問する」「訪れる」の意の謙譲語です。
「お」は動詞の連用形について、その下に「する」を添えた形にすると、謙譲の意を表し、その動作が及ぶ人に敬意を表します。
「機会」はチャンス、それをするのによいときという意味です。
「直接お話をお伺いする機会」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手が誰かと直接会って話をしたときに使用をします。
直接会って話をするには、お互いの都合を合わせなければなりません。
相手も忙しいので、都合を合わせるのは難しいことでしょう。
それでも、会って話をしてくれたのはありがたいことです。
そのため、この後にはお礼の言葉が続きます。
メールでお礼を伝える場合は、直接会った当日にメールを出すようにします。
「お伺いする」は二重敬語です。
「伺う」が謙譲語で、「お~する」の形も謙譲の意を表します。
しかし、「お伺いする」の形が定着をしているので、この形で使用をしても失礼にはなりません。
「伺う機会」とすれば二重敬語にはなりません。
「直接お話をお伺いする機会」を使った例文
・『直接お話をお伺いする機会をいただき、感謝しております』
「直接お話をお伺いする機会」の返答や返信例
自分も相手と会うことができたよかったという意を伝えれば、相手はよろこんでくれるはずです。
こちらが話すことで相手の役に立ったならば、「役に立てたようでよかった」という意を伝えるとよいでしょう。
忙しくて直接会う時間を作るのは難しかったかもしれませんが、それに対して不満を伝えることはしません。
不満をいわれが方は不快になってしまいます。
本当は会って話をしたくなかったとしても、そのことは心の中にしまって、表にださないようにします。
まとめ
この言葉は、誰かと直接会って話を聞くことができたときに用いるものです。
忙しいにもかかわらず、時間を作って会って話をしてくれたことはありがたいことです。
ありがたい機会をもらっているので、きちんとお礼を伝えましょう。