「同梱していただけますか」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「同梱していただけますか」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「同梱していただけますか」について解説をします。

「同梱していただけますか」とは?意味

ある荷物の中に一緒にいれてもらえますか、という意味です。

「同梱」には、一つの荷物に何かを一緒に入れることという意味があります。

たとえば、ドライヤーを購入したとします。

ドライヤーが入っている箱の中には、説明書と付属品としてブラシが一緒に入っています。

説明書などが一緒に入っている状態が「同梱」が意味するものです。

「して」「し」は動作や行為を行うという意味の「する」を指します。

「いただけ」「いただく」のことで、「もらう」の謙譲語です。

動詞の連用形に「て」を添えた形につくと、話し手や動作の受け手にとって恩恵になることを他人から受ける意を表します。

「ます」は敬意を表す語、「か」は疑問の意を表す語です。

「同梱していただけますか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、何かと一緒に何かを入れて欲しいときに使用をします。

オークションで、同じ出品者から複数の商品を落札したときに、購入者が使うことが多いです。

複数の商品を注文したとします。

たくさんあるので、バラバラに送ってくる可能性があります。

しかし、バラバラに送られてくると送料がかかり、また何度も荷物を受け取る必要があるので、できるだけ一つにまとめて欲しいです。

そういったときにこの言葉を使用します。

ビジネスの場でも、何かと一緒に他の何かを一緒に送って欲しいときに用います。

たとえば、ある商品を送って欲しいとします。

別のサンプル品も欲しいので、それも一緒に荷物に入れて欲しいです。

そういったときに使うことができる言葉です。

「いただけますか」は問いかけの形で、遠回しにお願いをしています。

このような伝え方をすると、押しつけている印象が弱くなります。


「同梱していただけますか」を使った例文

・『○○を同梱していただけますか』

・『お手数をおかけしますが、同梱していただけますか』

「同梱していただけますか」の返答や返信例

同梱ができるようなら「わかりました」の意を伝えます。

あるものを荷物の中に一緒に入れましょう。

ダンボール箱に入りきらない、一緒にできるようなものではないといった場合は、できないことを伝えます。

できないといわれて、嫌な思いをすることでしょう。

そのため「申し訳ありませんが」など一言添えて、相手を気遣うようにします。

まとめ

この言葉は、ある荷物の中に一緒に入れて欲しいときに述べるものです。

一緒に入れてもらえれば、何度も荷物を送ってもらう手間を省くことができます。

また、受け取る側の手間や送料も省けます。