この記事では「お手洗いを拝借したいのですが」について解説をします。
「お手洗いを拝借したいのですが」とは?意味
トイレを借りたいのですが、という意味です。
「お手洗い」は手洗いの美化語です。
手洗いはトイレを意味します。
トイレのことは、便所、洗面所、化粧室などの言い方もします。
食事の場などでは、「トイレ」という言葉を避ける傾向があり、そういった場では他の言い方がされます。
「拝借」は借りるという意味です。
自分の側の行為をへりくだって表現しています。
「たい」は話し手の希望を表す語です。
「です」は「だ」「である」の丁寧な表現で、改まった気持ちを表します。
「お手洗いを拝借したいのですが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、他人の家や店などのトイレを使わせてもらいたいときに述べます。
他人の家のトイレを勝手に使用するのは失礼です。
使いたいときには、一言断るのがマナーです。
おじいちゃん・おばあちゃんの家に遊びに行って、そこのトイレを使いたいといった場合は、勝手にトイレを使用しても問題ありませんが、身内でない人の家に行ったときには、一言伝えてからトイレを使わせてもらいます。
その際にこのような言葉を使用します。
「トイレ」というよりも「お手洗い」という表現にした方が丁寧な印象になります。
「拝借」は借りることを相手を敬っていう語です。
丁寧な表現なのですが、よそよそしい印象を与えることがあります。
そのため、誰かの家に招待されてトイレを使いたいとき、店などのトイレを使いたいときには「お手洗いをお借りしてもよいですか」のような表現をします。
「お借り」は、借りることを敬意を表す言い方にしています。
この表現でも失礼にはなりません。
「が」で言葉を切ってしまうこともありますが、後に言葉を続けた方が丁寧な印象になります。
「お手洗いを拝借したいのですが」を使った例文
・『お手洗いを拝借したいのですが、よろしいでしょうか』
「お手洗いを拝借したいのですが」の返答や返信例
トイレのある場所を伝えて、トイレを使わせます。
何度か家に訪れていて、トイレの場所を知っているのであれば、その場所を教える必要はありません。
「どうぞ」の意を伝えて、使ってもらいます。
店の場合、お客さま用のトイレがないということもあるでしょう。
その場合、従業員が使用しているトイレを使ってもらったり、近くにあるトイレの場所を教えたりします。
まとめ
この言葉は、トイレを使いたいときに使用をします。
他人の家のトイレを使うときには、一言断るようにしましょう。
店の場合も、一言伝えることが望ましい場合があります。