「お客様をご案内しました」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「お客様をご案内しました」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「お客様をご案内しました」について解説をします。

「お客様をご案内しました」とは?意味

お客様を席や部屋などに導きました、という意味です。

「お客様」「客」を敬う表現したものです。

名詞に「お」をつけると敬意を表す表現になります。

「様」は名詞や代名詞の下に添えて、敬意を表します。

「ご案内」「案内」「ご」をつけて、敬意を表す言い方にしたものです。

「案内」には、道や場所などを知らない人をそこに連れて行くことという意味があります。

「ご」は、他人に対する行為を表す語について、その行為が及ぶ相手を敬います。

この場合は、案内をしているの話し手側で、敬意を表す対象はあるところに導かれた人です。

「し」は、動作や行為を行うという意味の「する」です。

「ました」は、敬意を表す「ます」と、過去や完了を表す「た」をつなげています。

すでに案内は終わっているということです。

「お客様をご案内しました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、お客様を案内したことを報告する際に使用をします。

旅館にお客様が訪れたとします。

この方たちを部屋まで連れて行きました。

部屋まで連れていくことが終わったと報告する際に、このような表現をします。

「た」は過去や完了の意を表す語なので、これからやりますというときではなく、終わっているときに伝えるものです。

「しました」の部分は、「いたしました」とするとさらに丁寧です。

「いたす」「する」の謙譲語です。

自分の側の行為をへりくだっていうことで、相手に敬意を表します。

この言葉をお客様に対して述べることはありません。

お客様を連れて行くときに、「これから連れて行きます」とお客様に対して伝える場合には、「ご案内いたします」のような表現をします。


「お客様をご案内しました」を使った例文

・『○名のお客様をご案内しました』

・『○○までお客様をご案内しました』

「お客様をご案内しました」の返答や返信例

報告の形で使われるものなので、その報告を聞きましょう。

お客様をどこかに案内した後で、そのお客様に対して何かすることがあれば指示を出します。

たとえば、「お茶をお出しするように」「お菓子をお持ちするように」などです。

お客様をおもてなしするようにと伝えることが多くあります。

何もなければ「わかった」の意を伝えます。

その後は、それぞれの仕事を行います。

まとめ

この言葉は、お客様をある場所にまで導いたことを報告する際に使用をします。

あることをしたら報告をすることが大切です。

お客様をあるところにまで連れて行ったときには、それが終わったと報告をしましょう。