「脱帽しました」という表現法についての解説です。
「脱帽しました」とは?意味
「脱帽しました」は、ビジネスにおいては、相手側に対して敬意を示しましたという意味になります。
なお、この表現は、しましたという部分が余計であると言われていて、敬意を示しましたという表現が望ましい表現ではないという意見があります。
よって望ましくは、「脱帽です」のほうが望ましく、「脱帽です」は、ビジネスであれば、相手側に対して太刀打ちできないですとか、相手に対して敬意を払っているとその場で即座に言い切れるので望ましいといえます。
しましたは、表現においては言い切りではなく、少なくとも今のところは、とか、今だけはになるので謝罪なんかであれば有効な表現ですが、敬意がすぐに失せてしまうという意味になるため、「脱帽です」と言い切るほうが望ましいでしょう。
「脱帽しました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「脱帽しました」は、印象付けでビジネスでは使用し、印象付けにおいてか相手側に対して敵わないですということを印象付けるために使用します。
ですが、この言葉、注意すべく点がありまして、しましたという表現が注意すべくポイントで、しましたは、今のところは敵わないという意味になるので、状況次第では対抗できることを表明してしまいます。
なので、望ましくは、「脱帽です」と言い切るほうが、相手側に対して絶対に敵わないと印象付けが可能です。
「脱帽しました」を使った例文
・『部長の手腕には脱帽しました』
・『社長の経営手腕には脱帽しました』
「脱帽しました」の返答や返信例
「脱帽しました」についての返事は、相手側が少なくとも今は敵わないと言っていることについてどう返事をするかです。
よって、返事の例としては、「そうだろう」とか、「こう言ったやり方もあるので覚えておくように」というような感じで新人や部下に対して指導するような表現が返事となります。
まとめ
「脱帽しました」は、表現においては、今のところは敵わないという意味になるので、いつかは対等に対抗できるようになるかもしれないということを意味します。
なので、相手側に対して絶対に敵わないと表現する場合は、「脱帽です」と言い切るほうが相手に対して好感を持たれます。
逆に、「脱帽しました」であれば、相手側はいつか追いついてくるのでは?という疑いを「脱帽しました」という言葉を受けた受け手が感じるため、ビジネスにおいて、相手にゴマをすりたい場合、「脱帽です」という言葉のほうがよりゴマをすれるのです。
嫌な言い方をしましたが、「脱帽」というのは、相手に対して降参とか敵わないことを意味するのでゴマをする言葉という認識が割と強いのです。
